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特集記事【2013年10/20日号】

今年3月、東京メトロ副都心線と東急東横線の相互直通運転が始まりました。もともと直通運転を行っていた横浜高速鉄道みなとみらい線と東武東上線を合わせると、横浜の元町・中華街駅から埼玉の川越市駅まで、ダイレクトに結ばれたことになります。

これまで神奈川にお住いの方にとって、川越は"気軽におでかけ"するにはちょっと遠いかな…という印象だったと思います。逆に埼玉にお住いの方は、横浜まで乗り換えが必要だったりと、こちらも少々面倒だったかもしれません。

しかし、どちらの街も、どの沿線にも魅力はいっぱい。今月は、川越と横浜、さらにその沿線のご当地グルメをめいっぱい紹介したいと思います!相互直通運転のメリットをフルに活かして、休日にお腹を空かせてお出かけしてみてくださいね!
蔵造りの街並みをそぞろ歩くと、江戸時代から城下町の人びとに時を告げてきた「時の鐘」がお出迎え。"小江戸"の愛称で親しまれている川越も、今年の相互直通運転でお出かけしやすくなりました。

実は、川越は知る人ぞ知るグルメタウン。古くから続いているモノと、新しいモノとが渾然一体となった川越らしい味覚を楽しむことができます。

代表的なエリアは、川越の観光スポットとして名高い菓子屋横丁。この地では明治時代から数軒のお菓子屋が営んでいましたが、関東大震災によって打撃を受けた東京下町の菓子屋に代わり、駄菓子の製造・販売が盛んになりました。昭和初期には70軒ほどのお菓子屋があったそうです。現在は20軒ほどに減ったものの、こぢんまりとした横丁をかたち作っています。ハッカ飴にようかん、だんご、おせんべいに駄菓子などが賑やかに店先に並ぶ様子は、川越のレトロな雰囲気とよく似合います。

横丁の一画に店を構える「池田屋本店」さんの創業は明治時代。現在はお団子屋さんとして営業を続けています。人気のメニューは、お団子に黄蘗色(きはだいろ)をした芋の餡がタップリと乗った「芋あん」。

川越といえば江戸から続くさつまいもの産地で、この一帯で獲れるさつまいもは「川越いも」と呼ばれました。いもをこした餡は、飽きのこない程よい甘さと絶妙な舌ざわりで、お団子との相性も抜群です!他にもあずき餡などの定番から、イチゴ餡を乗せた変わりダネのお団子などもありますよ。お団子は機械を一切使わない手作りだそうです。

同じく横丁にある「玉力製菓」さんは、大正時代から飴づくり一筋で営んできた老舗。色とりどりの飴を組み合わせて作る「組飴」が人気商品です。煮沸したあとに冷ました飴に色づけして、いくつもの飴を組み合わせて伸ばす組飴の技法は、湿度や気温を踏まえた職人の勘が必要となるのだそう。金太郎飴のように、どこで切っても美しい模様が現れるようにするテクニックも必要です。"小江戸"川越らしい葵の御紋や可憐な花を模した組飴は、お土産にもピッタリですよ!
■菓子屋横丁
川越名物は「芋」だけではありません。「うなぎ」もまた、川越名物のひとつ。こちらもルーツは江戸時代で、荒川などの河川に棲むうなぎやどじょう、鯉などがよく食べられていました。それだけではなく、かつて川越にはいくつもの醤油の蔵元があったため、名物の醤油を使った料理として、うなぎの蒲焼がもてはやされました。

うなぎの老舗「いちのや」さんは、天保3年(1832年)創業。代々受け継がれてきたタレで焼きあげたうなぎの蒲焼は、ふっくらとしてまさに絶品。白焼きをせず、生のうなぎを蒸してからタレをふんだんにつけて焼く独自の製法によるものです。余計な脂がそぎ落とされているので、比較的あっさりとしつつも濃厚な旨味が口の中に広がります。メニューには、その場でおろしたワサビでいただく白焼きもありますよ。うな重の前に、白焼きで一杯!というのもオツですね。

うなぎは美味しいけれど、ちょっとお値段が…という方には、川越が生んだB級グルメはいかがでしょう。その名も「川越太麺焼きそば」です。

名前のとおり、麺は極太でもっちもち!具もキャベツとひき肉がメインなシンプルな仕上げ。もともと川越城周辺の駄菓子屋さんやお寺の門前で販売されていたのがルーツで、古くから川越の子どもたちのおやつとして愛されてきました。川越といえば「江戸」「明治」といった時代の雰囲気がありますが、この太麺焼きそばは、まさに「昭和」といった感覚。「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」に出場したことで知名度は上がり、現在は取り扱う店舗も増えています。

そんな川越太麺焼きそば、せっかくなら昭和の雰囲気を存分に味わいながら食べたいですよね。そんな方は、蓮馨寺(れんけいじ)の境内に行ってみましょう。鐘つき堂の横に「まことや」さんが屋台を構えています。川越太麺焼きそばの並盛が300円というリーズナブルさ。その麺の太さは"ちょっと細めのうどん"くらいあります(笑)。シンプルで懐かしい味をお寺さんで楽しむというのは、ちょっと粋ですよね。川越グルメ散歩の立ち寄りスポットとしてオススメですよ!
■うなぎの老舗「いちのや」
 ホームページ:http://www.unagi-ichinoya.jp/
いち早く異国文化が入ってきた港町・横浜は、全国屈指のグルメタウン。中でもやっぱり外せないのは、横浜中華街ですね!

11月1日(金)から11月30日(土)までの一ヵ月間、横浜中華街フードフェスティバル「美食節」が開催されます。この時期の中華街の名物食材は、10月下旬頃から出始める上海蟹です。期間中は中華街の複数の店舗で、上海蟹料理に舌鼓を打つことができます。さらに期間中はさまざまなイベントが盛りだくさん!なにより注目したいのが、1セット3,500円(6枚綴り)の「好吃(ハオツー)クーポン」。

ひとつのお店でお腹いっぱいになりがちな中華料理ですが、期間中、参加店舗はハーフポーションの特別メニューを提供しているため、複数の店舗でちょっとづつ食べ比べが楽しめるというわけです!

11月4日(月・祝)には、点心品評会&点心フェアを開催。中華街パーキングのオープンスペースにて、先着200名が1500円で参加できます。

品評会は、中華街屈指のお店がズラリと参加。状元樓横濱本店さんは「ロブスタービスク入り小龍包」、「馬さんの店龍仙」さんは「黄金の上海蟹小龍包」、廣新樓さんは「フカヒレ焼売ナツメグ風味」でエントリー。料理名だけでお腹が空いてきます!なお、これらのエントリーメニューは、11月5日(火)以降、各店舗で味わえるようになりますよ。

なお、毎年10月下旬以降は上海蟹が出回る季節。期間中は中華街の複数の店舗で、上海蟹料理に舌鼓を打つことができますよ。

その一方で、今年中華街にオープンした体験型ショッピングセンター「横浜博覧館」には、ちょっと風変わりなお店も。2階にある「横浜おやつファクトリー」には、あのベビースターラーメンの製造過程を見学でき、できたてのベビースターラーメンが楽しめるベビースターランドがオープン。ここでしか食べられない限定味があったり、マヨネーズ&コーンのトッピングをしたベビースターが食べられたりと、楽しいフードゾーンに仕上がっています。話のタネにもなりますし、ロングセラー商品だからこそ親子で共感して楽しめるところがいいですよ。
■横浜中華街 美食節
■横浜博覧館
 ホームページ:http://hakurankan.jp/
桜木町駅の南、伊勢崎長者町駅までの一帯は"横浜の下町"といわれる野毛エリア。安くて庶民的なお店や横浜らしいジャズバー、新しくオープンしたオシャレな店までが入り混じる"食とお酒とジャズの街"として、にわかに注目を集めています。

横浜を代表する老舗洋食屋「センターグリル」さんも、戦後まもない昭和21年からこの地で店を構えています。人気のメニューは、昔懐かしい太麺のナポリタン。実は横浜はナポリタン発祥の地。ケチャップを入れてからじっくり炒めることによってトマトの酸味が飛び、ナポリタン特有の甘みが引き出されます。超太麺のもっちり感との相性も抜群ですよ!

もうひとつの人気メニューは、これも洋食屋さんの定番メニュー、オムライス。半熟たまごを特製のデミグラスソースで仕上げた逸品です。ふわふわ、とろとろの食感は一度食べたらクセになるほどの味わい。ちなみに、同店のオムライスの中身は白いご飯です。ケチャップライスを卵で包んだものは「チキンライス」。オムライスにチキンカツ、サラダのついた「浜ランチ」も、ボリュームたっぷりの人気メニューです。

レトロな飲食店が賑わいをみせる一方で、新たな息吹を感じさせるお店も続々とオープンしています。近年は、気軽に立ち飲みできる、スペインの「バル」のような飲み屋さんも増えていますが、2007年に野毛にオープンした「イタリアン バル バジル」もそんなお店のひとつ。お酒も料理もワンコインで気軽に楽しめます。これまでの野毛のイメージに新しい風を吹き込んだオシャレなお店は、その後もチーズとワインの立ち飲みバーの2号店、肉料理とファストフードの3号店、カフェスタイルの4号店、イタリアン系の5号店と拡張。野毛の新しい顔となりました。

そんな野毛エリアを舞台にしたフェスティバル「野毛ハロウィン2013」が、2013年10月25日(金)、26日(土)の2日間に渡って開催されます。そのコンセプトは"仮装でハシゴ酒"。野毛エリアの92もの店舗が参加し、行き交う人も、迎えるスタッフも、辺り一面仮装だらけになりそう!お店によってさまざまな期間限定サービスでもてなしてくれます。無料女子更衣室や、コスプレ仮装グッズの販売を行うコスプレステーションなどの施設も臨時オープンし、土曜日には桜木町駅前から出発するハロウィンパレードも開催。盛り上がりは必至です!!
■センターグリル
 ホームページ:http://www.center-grill.com/
■野毛ハロウィン
 ホームページ:http://noge-halloween.net/
相互直通運転で結ばれた東横線、副都心線、東武東上線の沿線は、美味しいこだわりグルメの宝庫!さっそくおすすめのグルメを紹介しましょう。

渋谷から横浜方面に向かって4駅目、東横線の学芸大学駅は、賑やかな商店街と閑静な住宅街が広がり、"住みたい街"として人気のエリア。この地にある「とき家」さんは、鳥取産の大山鶏を使ったから揚げと「炊き餃子」が人気メニューのお店です。

焼き餃子や水餃子、蒸し餃子とも違う炊き餃子は、福岡県・博多の生まれ。一般的な水餃子は、茹でたお湯に浸っていてつけ汁で食べますが、炊き餃子は土鍋でとんこつや牛骨、鶏ガラスープと炊き込みます。水炊きや博多ラーメンを生んだ地ならではの餃子ですね。「とき家」さんの場合、餅粉をベースに4種の粉を配合して皮を作ります。これが強火で炊いても破けないコシと、つるりとした食感を生み出すのだとか。スープは和牛ゲン骨と鶏ガラの合わせダシ。あっさりと透き通ったスープに仕上がります。餃子の餡は、大山鶏と豚ロース肉の粗挽きに、炒めた野菜やニンニク、しょうがを合わせたもの。関東在住の方にとっては目からウロコの新グルメ、ぜひ堪能してみてくださいね。
■とき家
 ホームページ:http://www.takikara-tokiya.com/
次に紹介するのは、副都心線の新宿3丁目駅から新宿御苑に向かって7分ほど歩いたところにある「ぴーまん」さん。自然食にこだわったヘルシー志向のお店です。健康ブームが到来する以前から、新宿御苑の向かいに店を構えています。

明るい店内には、メニューの説明書きが至るところに貼ってあります。人気メニューは、野菜たっぷりのジュース。メニューの数はおよそ60種で、水や砂糖を足さない、まじりっけなしのジュースが味わえます。栄養成分が壊れないよう、ゆっくりと回転するジューサーを使っていたり、「今日は目が疲れているからコレにしよう」といったように、カラダの状態から選べるようなメニュー書きがされていたりと、まさに健康志向。ジョッキでグイッと飲み干せば、カラダに栄養が行きわたるような思いにかられます。おすすめはミックスジャンボジュース。ほうれんそう、パセリ、小松菜、トマト、ヤーコン、ケール、にんじん、セロリ、りんご、レモンなど14種の野菜やフルーツが入ってますよ。

食事のメニューにも、野菜がふんだんに使われています。お肉が入ってなくても食べ応えのある野菜カレーは、一杯で440gもの野菜摂取が可能とのこと。近頃野菜を食べてないな…と思ったら、ぜひ足を運んでみてください。
■ぴーまん
 住所:東京都新宿区新宿2-2-1ビューシティ新宿御苑ビル1F
 電話:03-3341-9472
和・洋・中のグルメどころが満載の池袋。たくさんの飲食店の中で、おすすめしたいお店をひとつ挙げるとしたら、中国家庭料理「楊 2号店」さんを推します!

東京芸術劇場近くの路地裏にひっそりと店を構える同店は、本格的な四川料理をリーズナブルな価格で楽しめるお店。かねてから"知る人ぞ知る"お店でしたが、人気漫画「孤独のグルメ」のドラマに登場したことで、時には行列ができるほどの有名店となりました。

まず食べていただきたいのは麻婆豆腐。一口食べたとたん、口の中が今まで味わったことのない雰囲気に!単に辛いわけではなく、濃厚な胡椒のような味わいと旨味がじんわりと広がります。胡椒のような味は、四川の麻婆豆腐に必ず入る調味料「花椒(ホアジャオ)」の味。"中国山椒"などと呼ばれることもある花椒は、日本の山椒とは味が異なります。舌がひりつくような感覚でありつつも、後から次々に押し寄せる美味しさが勝って止められない…そんな逸品です。

そして人気メニューの「汁なし担担麺」。これもまた、濃厚な東洋のスパイスと、ゴマがもたらす優しい甘味が調和した、他では食べられない味わいです。人によりけりですが、こちらはさほど尖った辛さもなく、濃厚な味わいを楽しめます。

家庭料理のお店ではありますが、小さなお子さんにはスパイスの味がなじまないかもしれません。美味しい紹興酒や一品料理もたくさんあるので、"大人の隠れ家"として利用することをオススメします!
■中国家庭料理 楊 2号店
 住所:東京都豊島区西池袋3-25-5
 電話:050-5869-2587(予約番号)
 
今後の特集の参考にさせていただきます。
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