ハーブと一口に言っても、花や実、葉っぱや、樹皮などいろいろなものがあります。 頻繁に耳にするハーブという言葉、さてあなたはハーブとはいったいどのようなものなのかご存知でしょうか?ハーブの語源はラテン語で“Herba”(ヘルバ)というもので、意味は野草・草木という意味だそう。一般的な解釈としては、「薬効のある植物の総称」ということで、コレがハーブだ!という明確な定義はないそうです。要するに野草として生えている、薬効などが期待できる草や木は何でもハーブなんですね。
日本でも昨今デトックス(解毒)効果などがマスコミなどで取り上げられ様々なハーブが特集されておりますが、日本のハーブの歴史はかなり古いもので、わさび、生姜などもハーブの一種です。呼び方が違うだけで、日本ではスパイスや薬味として古くから使われてきたものがあります。例えば、三つ葉や、よもぎ、ゆずやしそ、アサツキなども広い意味ではハーブに含まれるでしょう。 そんなハーブに共通して言えるのは、薬として飲むというよりは、生活の中に自然にとけ込んでいるということです。食事やお茶、香りを楽しむなど、気張らずに日々の中で何気なく使うことで、ハーブ自体がもつ自然の力を体に取り込むことを昔から行ってきていたんですね。 さて、今回ご紹介するハーブティなどは、体に負担をかけずに薬効を得られますが、はじめは効果を期待するよりも、まずは香りや味で自分にあったティータイムを楽しんではいかがでしょうか? 今回はじょいふるストアでも取り扱っているハーブの中でも代表的な4つのハーブティについてご紹介していきます。 リラックス効果のあるハーブティでいつもと違ったすっきり目覚めを体感してみませんか?
カモミール(英語:chamomile, 学名 Matricaria recutita、シノニム M. chamomile)は、キク科の耐寒性一年草。日本ではカミツレとして古くから親しまれてきています。そんなカモミールですが、種類が多数あり、一般的にカモミールというのはジャーマン・カモミールのことを指します。 古くは古代エジプト人が太陽神への捧げものとして用いたほど珍重され、熱病や婦人病の治療に用いられていました。最高のハーブと言われるゆえんは、人間だけでなく、一緒に植えておくと他の植物にとっても良い影響(一緒に植えておくと他の植物が枯れにくくなる)を与えると言われているからです。その歴史は今から4千年以上前のバビロニアですでに薬草として用いられていたと言われ、最古の部類のハーブになります。現在は、安眠の薬と言われ、乾燥した花にお湯を注ぎ、降り出したものを飲むと、リラックスしてよく眠れると言われています。カモミールティーで、すっきりした目覚めを体感してみませんか? 花の香りはりんごのような甘くフルーティーな香りがあり、ギリシャ語で「カマイ・メロン」(地面のリンゴ)と呼んだことがその名の由来です。香りからくるリラックス作用もあり、不眠症や神経性の便秘を改善が期待できます。また、ホルモンバランスも整えるので冷え性や・生理不順・貧血の改善に役立ちます。 お茶の効能としては以下の効果が期待できます。 健胃作用、鎮静作用、消炎作用、消化促進作用、 風邪・便秘を改善
フェンネル(英:Fennel、学名:Foeniculum vulgare)は、セリ科ウイキョウ属の多年草。日本ではウイキョウ(茴香)とよばれます。仏名はフヌイユ(fenouil)。フェンネルはラテン語で「小さな干し草」を意味し、カレー粉などに含まれているポピュラーなスパイスでもあります。「魚のハーブ(fish herb)」ともいわれ、 魚料理にもよく使われています。 種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭・肥満防止に効果があるとされ、ダイエットハーブとしても注目されています。 日本では平安時代には、中国から入ってきており、長野県、岩手県、富山県などで今でも多く栽培されています。古くから健胃剤として漢方として使われ、ガスでおなかが張ってしまったときなどにも効果があるとされています。 フェンネル茶はピザなどのイタリア料理でも使われるフェンネルの種子を使用しています。スパイシーで甘味のある香りとさっぱりとした後味が特徴です。 お茶の効能としては以下の効果が期待できます。 利尿作用、強壮作用、鎮静作用、 むくみ、食欲不振、肥満抑制、 便秘解消、更年期障害を改善、 母乳分泌促進、腸内のガスを排出