赤坂サカスに象徴される近代的な街並みと、日枝神社の鎮守の森をはじめとした自然が不思議と調和している街、赤坂。
赤坂氷川神社は、赤坂の静かなエリアに位置していて、かつては裏手に勝海舟の住居もありました。
その神社で最も賑々しく行われ、街ぐるみで盛り上がる行事が赤坂氷川祭(氷川神社例大祭)です。
祭りの期間は9月12日(金)から15日(月・祝)にかけて。見どころは、「恵比寿」「翁」「頼朝」といった3基の山車巡行。人形を掲げた背の高い山車は迫力満点で、江戸ならではの粋が感じられるもの。
この山車が12日から14日の3日間巡行し、14日と15日には展示が行われます。赤坂サカスや東京ミッドタウンなど、未来的なビルとの対比がとても面白く感じられるはず!12日と14日は町会神輿1基との連合巡行で、威勢のいい掛け声が響き渡ります。
期間中は催し物も多彩。14・15日には盆踊りとお楽しみ抽選会、和親文化交流会による生け花奉納などが行われます。外国の大使館も多い土地柄ゆえ、踊りの輪に加わる外国の方の姿もあって、赤坂らしい国際交流が行われています。また、料亭が多いことから芸者衆が盆踊りに参加するのも、この地ならではのこと。なんとも華やかですよ。
さらにもうひとつ"赤坂らしさ"を挙げるとすると、お祭りの屋台。いわゆる縁日らしい食べ物の屋台も並びますが、赤坂の料亭をはじめとした有名店も出店。なかにはミシュランガイドに載っているようなお店もあり、その味を夜店で楽しめるという非常にレアな体験ができます!
江戸と未来が調和したかのような赤坂の秋祭り、オススメですよ!