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特集記事【2014年12/20日号】

誰しも、新年の始まりには「良い年になるといいな!」といった気持ちを抱くはず。年始の初詣もさることながら、寺社仏閣へ足を運ぶ機会も多い季節ですよね。お参りして神様に「願を立てる」行為は、ご利益を授かりたいという気持ちもある一方で、願を立てたご自身が清らかで素直な気持ちになり、その結果、ものごとが好転していくという意味合いも含まれています。

縁結びのパワースポットとして、昨今は女性たちの旅行先としても人気になった出雲大社。実際、筆者のまわりには出雲大社にお参りした後、意中の男性とカップルになったり、結婚というゴールを迎えた女性も複数います。

これは、パワースポットに訪れた女性たちが、その後さらに女子力を磨く努力や、意中の男性に対して積極的にアプローチする姿勢などを、知らず知らずのうちに発揮した成果だな、と感じました。「パワー」とは、その土地に備わっているというよりも、その土地を訪れることで、自分の中に眠っている「パワー」が引き出されるということなのでしょう。

今回は、そんなパワーを引き出せる場所を、ご利益別に紹介してみましょう。ぜひ訪れてみてくださいね!
消費税も上がり、懐がなんとなく寒く感じる今日この頃。せっかくパワースポットに足を運ぶのなら、金運がアップするようなところがいい!という方もいらっしゃることでしょう。

そこでまずご紹介したいのが、東京・日本橋にある小網神社。浜町駅から下町風情の残る街を10分ほど歩くとお社が見えてきます。ビルの谷間にたたずむ、川沿いのこじんまりとした神社ですが、第二次世界大戦中、この神社の御守を受けて出征した兵士達が、皆無事に帰還したことや、東京大空襲の戦火を奇跡的に逃れたことから、強運厄除けの神様として知られるようになりました。

そしてもうひとつ見逃せないのが財運向上。同神社に鎮座しているのは弁財天(市杵島比賣神)。七福神にも数えられている"弁天さま"です。そのルーツはインドの「サラスバティ」という川の女神。琵琶を持つ姿から音楽・芸事上達の神としても知られていますが、いまでは財宝の神様として知られるようになりました。

境内にあるのは「銭洗いの井」。そのかたわらにはザルがあります。このザルにお金を入れて、井の中の水に浸しましょう。

いわゆる"銭洗い"をして清め、お財布などに収めておくと財運を授かるといわれています。このことから「東京銭洗い弁天」と呼ばれているほどです。

日本橋という立地なので、お買い物や仕事の合間に立ち寄って金運上昇を願うのもよさそうですね。ちなみに、小網神社は日本橋七福神のひとつでもあります。新年にすべて巡り、みなぎるパワーを体感してみるのもおすすめですよ。
■小網神社
 ホームページ:http://www.koamijinja.or.jp/
中央に険しい天城山を配し、スピリチュアルなスポットも数多く存在する伊豆半島。観光地としても有名ですが、かつて佐渡に次ぐ「金」の産地であったことはあまり知られていません。

1370年代、伊豆市にある土肥金山は全国の鉱山の中で第二位の金産出量を誇っていました。以降、時の権力者によって開発が進み、かの徳川家康も金山開発に力を注いでいました。

時は流れて昭和40年に閉山となりましたが、現在は坑内の一部が観光坑道、つまりはテーマパークとして整備され、一般客でも立ち入れるようになっているほか、砂金採りなどの体験施設も人気を博しています。

坑道内には「黄金(おうごん)の泉」と呼ばれる天然の湧水があり、ここでお金を浸して清めると財運がアップするといわれていますが、それだけではありません。

坑道の中には採掘風景を再現した電動人形が展示されていますが、地蔵尊が鎮座していたり、純金箔張りの黄金の鳥居がパワースポットとして注目集めている山神社があったりと、「歴史」も「パワースポット」も双方楽しめる空間が広がっています。

さらに!ギネスブックに認定された「世界一の金塊」もあるんです。その重量は、なんと250kg!金箔状に平たく伸ばすと、東京ドーム2.6個以上の大きさになるそうです。

ぜひ感覚を研ぎ澄ましながら坑道内を歩き、自分にとって心地よいパワースポットを見つけてみてくださいね。
■土肥金山
 ホームページ:http://www.toikinzan.com/
日本神話における代表的なカップルといえば、「イザナミ&イザナギ」と「スサノオ&クシナダ」でしょう。ご紹介したいのは、後者にちなんだパワースポットです。

神奈川県・大磯にある六所神社。この地の大神様はクシナダ、すなわち櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)。出雲の国に生まれたクシナダは、幼少のころヤマタノオロチに命を狙われるも、突如として現れた荒ぶる神様、須佐之男命(すさのおのみこと)に救われます。その際、クシナダは自らの姿を霊力をまとった櫛に変えたことにより、スサノオの霊力が増して見事オロチを退治できたといわれています。やがて二人は結ばれ、今では日本神話を代表するカップルとなったわけです。

同神社を訪ねる人が買い求めるのが、「湯津爪櫛御守」という櫛の形をした御守りです。

この御守りを女性が身につけると、不慮の事故や嫌がらせなどから、身代わりとなって守ってくれるのだとか。同時に縁結びのご利益も授かることができます。

一方、この御守りを女性から男性に贈ると、男性に霊力が湧き、困難が解決するといわれています。まさにクシナダとスサノオの伝説どおりですね。さらに、男性から女性に贈った場合は「かけがえのない大切な女性」の証になるのだとか。

ちなみに2015年1月11日(日)、大磯北浜海岸を舞台にした道祖神の火祭り「左義長」が開催されます。溢れんばかりのパワーを授かりに、新春の大磯詣ではいかがですか?
■六所神社
 ホームページ:http://www.rokusho.jp/
埼玉県川越市にある川越氷川神社も、縁結びのパワースポットとして度々女性誌などにも取り上げられ、広く知られるようになりました。

今からおよそ1500年前に創建されたといわれる同神社は、室町時代に川越城が築城されて以降、藩の総鎮守として、あるいは城下の人々の守り神として崇拝されてきました。江戸時代になり、川越が"小江戸"と称されるようになってからも藩主の手厚い庇護を受け、社殿に精緻な彫刻が施されたりして尊ばれてきています。

そんな同神社のご祭神は、先に挙げたクシナダとスサノオに加え、クシナダの両親である脚摩乳命(あしなづちのみこと)と手摩乳命(てなづちのみこと)、さらにクシナダとスサノオの子(子孫という説も)であり、縁結びパワースポットの代表的存在として知られる出雲大社のご祭神、大己貴命(おおなむちのみこと)の5柱。

これだけ揃えば、もう向かうところ敵なし!古くから夫婦円満・縁結びの神様として信仰されているのも頷けますよね。

そんな同神社には、女性に人気の御守りがいっぱい。代表的な御守り「縁結び玉」は、かつて境内の石を持ち帰って大切にすると良縁に恵まれるという信仰にちなんだもの。巫女がひとつずつ拾い集めた小石を麻の網に包み、毎朝神職がお祓いをしてつくられます。生涯の伴侶に出会えたら、二人でお参りしてこれを返す、という習わしです。その他にも、おしゃれでかわいいお守りが多く、遠方にお住いの方から郵送してほしいとの声も上がっているそうです(現在郵送はしておらず、お参りしてお求めいただくことになっています)。

また、境内に流れる「祓いの川」では、「人形(ひとがた)」と呼ばれる和紙を流し、心身の穢れを祓う「人形流し」が行えたり、撫でると、安産になるといわれている「戌岩(いぬいわ)」や、樹齢600年を超えるパワーを感じられるご神木など、お参りどころ、パワーの感じどころに事欠きません。ぜひ一度、お参りに訪れてみてくださいね。
■川越氷川神社
 ホームページ:http://www.hikawa.or.jp/
健康にご利益があるとされる寺社仏閣は日本全国にありますが、今回は「健康は足元から」といわれるように、足腰の健康にご利益があるとされるパワースポットをご紹介しましょう。

まずは埼玉県飯能市にある子ノ権現(ねのごんげん)天龍寺。自動車では圏央道の狭山・日高ICより、飯能市内を経由して約1時間、電車では西武秩父線の吾野駅、もしくは西吾野駅から徒歩で約1時間半のハイキングコースを歩いてたどり着きます。山道を抜けると見えてくるのが、黒門に立ちはだかる仁王像。並々ならぬパワーを感じます!

911年創建という歴史を持つ同寺の本尊は、子ノ聖大権現。通称「子ノ権現」と呼ばれ、古くから足腰守護の神仏として広く信仰を集めてきました。境内で目を引くのは、重さ2トンもの日本一の鉄のわらじ。本尊へ履き物を奉納し、願をかける習わしがあることから、その象徴としてつくられました。

お参りする人の中には、足腰の調子が思わしくない方をはじめ、力士や陸上、野球、サッカーなど、下半身を駆使するスポーツ選手も多いのだそうです。

もうひとつご紹介したいのは、葛飾区にある亀有香取神社。マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」にも度々登場している神社です。

この神社の持つパワーは、祀られている神様たちに由来します。ご祭神の経津主大神(ふつぬしのおおかみ)、相殿に祀られている武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は、日本神話を代表する武神、すなわち戦いの神様です。戦国の世の頃は戦勝祈願の神として崇められてきましたが、現在では「打ち勝つ」パワーを授かるために参拝する方が多くいます。

また、相殿で祀られているもう一柱の神様、岐大神(くなどのおおかみ)は、道案内・道を導く神。足腰の健康のもたらす神様として崇敬されています。力強い神々がもたらすパワーを授かりに行きましょう!
■子ノ権現天龍寺
 ホームページ:http://nenogongen.jp/
■亀有香取神社
 ホームページ:http://kameari-katorijinja.com/
いま、ご覧の皆さんの中にも、厄年・前厄・後厄を迎える方もいらっしゃるのでは?

大きな野望はないけれど、降りかかる災厄を避け、無事安泰に過ごしたいと思うのは人の常。厄除けに関するパワースポットをご紹介しましょう。

まずは東京・葛飾区にある業平山 南蔵院。創建600年を数えるお寺です。ここにあるのは、人呼んで「しばられ地蔵」。荒縄でぐるぐる巻きにされたお地蔵さんです。

なぜぐるぐる巻きなのか?それは、時代劇ドラマとしても有名な「大岡越前守」のエピソードが発端です。

ある時、荷担ぎが南蔵院の地蔵のそばで居眠りをしていたところ、届け物の反物を何者かに盗まれてしまいました。途方に暮れた荷担ぎは死んで詫びようと思いましたが、最後の手段として、江戸で評判の大岡越前守にうかがいを立ててみました。

すると越前守は、「盗人を見過ごした地蔵も同罪である」と言い放ち、縄でぐるぐる巻きにして白洲へ運ばせました。その際、大勢の野次馬も白洲になだれ込んできました。

そんな野次馬に対して「白洲に立ち入るとはけしからん。その罰として反物一反をおさめるように」と越前守。白洲にはたくさんの反物が集まり、その中に盗まれた品もありました。

結果、盗人は捕まり、反物も戻ってきたという話。以来、厄除けをはじめ、盗難除け、足止め、縁結びなどあらゆる願いをかなえてくれるお地蔵様として大切にされ、現在に至るそうです。

祈願するときには縄で縛り、成就したときには縄を解くという習わしがありましたが、現在では毎年大晦日の夜、しばられ地蔵の縄解き供養が行われます。また、大晦日と元日には厄除けから縁結びまで、あらゆる願い事を結ぶ開運の縁起・「結びだるま市」が開かれます。
■業平山 南蔵院
 ホームページ:http://shibararejizo.or.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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