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ぱそこん便利コラム

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ゲーム環境が大きく変わる!(かもしれない)

3月に Apple と Google がゲームのサブスクリプション・サービスを発表しています。
それに続き、今月(6月)には Microsoft が追加で、Netflix が新規にゲームのサブスクリプション・サービスを発表しました。
今回はそれぞれのサービスについてご紹介します。
 

これまでのゲーム環境について

まずは一般的なゲーム環境についてまとめてみます。

  • ゲームソフトは1本毎に購入する必要がある。
  • デバイスにゲームソフトをインストールする必要がある
  • OS 毎に別々のソフトが必要
  • 異なるデバイスや OS 間でのゲームデータの移行や共有ができない
  • 3D ゲームなどはそれなりにスペックの高いハードウェアが必要

まずゲームを楽しむためにはソフトをデバイスにインストールする必要があります。
これはゲームに限らず、一般的なソフトウェア(アプリケーション)と同じです。
そして、そのソフトは OS 毎に別々に用意する必要があります。(ゲームをするにも、開発するにも)
また、同じゲームを外ではスマホ、家ではタブレットで楽しむといった場合に、それぞれのデバイス間でゲームのデータを共有できない事が多いです。
これは昔からですが、ゲームはその時々のデバイスの性能いっぱいで作られる事が多く、特に 3D ゲームではその傾向が顕著です。
 

Apple Arcade(Apple 社)

Apple Arcade の概要は次の通りです。

  • 月額制のサブスクリプション・サービス
  • ストリーミング・サービス(ダウンロードしてインストールも可能)
  • 対応 OS 毎に別々のソフトを用意する必要がない(開発時)
  • macOS / iOS / iPadOS / tvOS で同じゲームデータを利用可能

2019年秋に 150 ヵ国以上でサービス開始予定で、月額料金は未定です。
ゲームできるデバイスが Apple 製品のみという制約はありますが、逆に動作検証のやりやすさから、ゲームが動かない(快適にプレイできない)といった心配は少なくなると思われます。
 

Stadia(Google 社)

Google 社が提供予定の Stadia の概要は次の通りです。

  • 月額制のサブスクリプション・サービス
  • クラウド・ゲーム・サービス(ゲームの処理をクラウド側で行う)
  • Google Chrome(ウェブブラウザ)がインストールされているデバイスで実行可能(予定)
  • 異なるデバイスや OS 間で同じゲームデータを利用可能

2019年 11月に欧米を中心に、月額 $9.99 の Stadia Pro から開始される予定です。(日本は含まれません)
来年以降はより多くの国でのサービスが開始され、月額無料の Stadia Basic も開始されるようです。
Stadia でゲームを楽しむためには、Stadia コントローラーと呼ばれるデバイスが必要で、このコントローラーが WiFi を通じてクラウドに入力データを送信し、結果が Google Chrome に画像として送り返されるという仕組みになっています。
この仕組みにより、画像の表示さえできればゲームを楽しめるため、3D ゲームなどでも高性能なデバイスは不要です。
また、ゲームの開発者はクラウドでの動作確認だけを行えばよくなり、開発効率がアップします。
さらに、チートツール(ゲームを不正に改造したソフト)が実質使えなくなり、クリーンなゲームを楽しめるといった特徴があります。
 

xCloud と Xbox Game Pass(Microsoft 社)

Microsoft 社が提供予定の xCloud については概要があまり公開されていません。

  • 月額制のサブスクリプション・サービス
  • クラウド・ゲーム・サービス(?)
  • Xbox 及び Windows PC(とスマートフォン?)

?マークがいっぱいですが、xCloud は Xbox Game Pass(既存) / Xbox Game Pass for PC(新設) / Xbox Game Pass Ultimate(新設) のいずれかを購入(月額 ~$14.99)して利用する事になりそうです。(現在はいずれも日本は対象外。2019年内にはサービス開始されるかも?)
今後詳細の発表を待ちたいと思います。
 

Netflix 社

ビデオストリーミングとして有名な Netflix 社もゲーム事業への参入を発表しました。
しかし、既存のダウンロードサービスと同じ仕組みで、クラウドゲームというわけではないようです。
こちらも詳細は今後発表される予定です。

 

Amazon 社もゲームサービスを企画しているとの話もありますが、現在のところ特にそういった発表はありません。
Google 社や Microsoft 社のクラウドゲームは、既存のゲーム環境に対して様々なアドバンテージがあるように見えます。
仕組み上安定したネットワーク環境が必須となりますが、日々進歩している分野ですので、大きな問題にはならなそうです。

それぞれのサービスの本格運用は 2020年となりそうですが、どのように発展していくのかを楽しみにしたいと思います。
 


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