今年でオープン3年目を迎えた水族館、エプソン品川アクアスタジアム。品川という立地に加え、月〜土曜は夜10時まで営業していることもあり、子どものみならず仕事帰りの方やカップルも多く訪れる都市型水族館です。
館内には、約300種、10,000点に及ぶ世界の海の生きものが棲んでいます。エントランスを入ってすぐに目を楽しませてくれるのは、サメとエイの海中トンネル。頭上を魚たちが泳ぐ、長さ20mのトンネルです。オーストラリアから来たエイ「ドワーフソーフィッシュ」を展示しているのは世界でここだけ。成長すると約7mにもなるエイ「グリーンソーフィッシュ」などがゆったりと泳ぐ姿はなんとも優雅。真下から眺めるサメやエイはとても新鮮です。昼間は天窓の光が差し込んでキラキラと輝き、夜は幻想的な雰囲気に包まれてムード満点です。
トンネルを抜けると、大きな体でフワフワと浮かぶ姿が愛嬌たっぷりのマンボウや、カラフルな熱帯魚が群れをなす姿、マングローブやサンゴの海に生きる魚たちの姿を鑑賞できます。東京湾に棲む生きものや深海の生きもの、小さくて珍しい生きものを覗き込むスタイルで鑑賞するマリンアートミュージアムも必見です。
そして人気を集めているのがペンギン大陸。
動物園などでは、いわゆる「斜め上」から鑑賞しますが、陸に上がっている姿だけでなくガラス越しに水中を泳ぐペンギンの姿が見られるのは水族館ならでは。
泳ぎが下手ながらも頑張って泳いでいる幼いペンギンや、足を滑らして水の中に落ちちゃうペンギンなどもいて、長々と見ていても飽きることがありません。
同コーナーにいるのは、目の上の羽飾りが特徴で岩場をピョンピョンと飛び跳ねる「イワトビペンギン」や首の周りのオレンジ色が鮮やかな「キングペンギン」「ジェンツーペンギン」、アフリカ大陸の最南端に生息している「ケープペンギン」の4種。それぞれに個性があり、餌付けタイムでは飼育員のお姉さんがマイクで説明してくれます。