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特集記事【2008年9/20日号】

   

横浜市港北区の大倉山。この界隈はかつて太尾(ふとお)町と呼ばれ、東横線の駅名も「太尾駅」でした。なぜ名前が変わったのか?その理由は駅から程近い丘の上にある建物に由来します。

改札を出て、線路沿いに延びるゆるやかな坂を上ります。赤い実をつけてほんのり紅葉しているハナミズキの並木道。なんとも気分爽快です。そしてたどり着いたのが大倉山公園。しばらく森の中を歩くと白亜の建物が見えてきます。それが大倉山記念館です。

昭和7年、実業家だった大倉邦彦氏が創立した「大倉精神文化研究所」が、大倉山記念館として現存しています。建物は、世界的にも珍しい「プレヘレニック様式」。古代ギリシャ以前の建築手法です。そこに東洋らしさを交えて建てられました。

もちろん、中に入ることもできます。というよりも建物自体が「現役」。10の会議室があり、中庭を囲む回廊はギャラリーとして利用され、図書館もあります。神社建築を取り入れたホールでは、年間で約50回にも及ぶ「大倉山水曜コンサート」をはじめ、さまざまな催し物が開かれています。

一歩、足を踏み入れると石造りの階段と高い吹き抜け。そこに身を置くだけで、凛とした気持ちになります。記念館の前面にはベンチも複数あり、芝生も広がっているので、建物を眺めながらゆっくりできるのもいいですね。春には同公園内にある梅林が多くの人を楽しませてくれます。
   
   
 
大倉山記念館のある街、ということで、街中の随所にも「ギリシャ風」の建物がみえるのも、大倉山散歩の楽しいところです。

駅前を貫く商店街。その一画は「エルム通り」と呼ばれ、ギリシャ風の白壁の建物が並んでいます。パルテノン神殿風の柱があったり、扉の飾りや街燈がギリシャ風だったりして、そんなものを探しながら街を歩くのも一興です。畳屋さんまでギリシャ風だったのにはちょっと驚きました(笑)。街で一丸となって「大倉山」を創り上げている・・・そんな感覚です。

青空に栄える白い建物と、街路樹として植えられているポプラの木が見事に調和して、なんとも清々しい気分に浸れます。わずか200m足らずの一画ではありますが、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

そして、商店街の中から気になる大倉山のショップをひとつご紹介。遠くからはるばるやってくるお客もいる和菓子屋さん「わかば」です。

代官山や自由が丘のお店のような「おしゃれ和スイーツ」感覚はない佇まいですが、商品は「和スイーツ」そのもの。人気商品の「カフェオレ大福」と「ブルーベリー大福」を買ってみました。

「この場で食べたいんですけど・・・」と言ったら、親切にお茶まで出していただきました。味は、格別。もっちもちで口に入れた瞬間に溶け出しそうなお餅、その中にはカフェオレ味のあんと生クリーム!甘すぎず、かつ濃厚な味。口の中に幸福が広がっていくような感覚です。ブルーベリーのほうは、ほどよい果実の甘酸っぱさがクリームやお餅と相性ピッタリ。こちらも絶品でした。

大倉山記念館の建築のように、大福でも「東洋」と「西洋」の融合を見た想いです!
 
 
 
和菓子の「わかば」以外にも、遠方からわざわざ訪れる人も多いスイーツのお店があります。大倉山駅改札からエルム通りと逆方向に延びる商店街「レモンロード」にある「 MA FAVORITE(マ・ファボリット)」です。

その名のとおり洋菓子屋さんですが、オススメは焼き菓子。ラムレーズンのロッシェ やイチゴのメレンゲ、各種クッキーなど。サクサクした食感のお菓子が美味しい!ケーキに比べて日持ちもするので、お土産などにもピッタリ。パウンドケーキなど、半焼きのお菓子も人気です。

もうひとつ紹介したいのは「pion(ピオン)」です。こちらはケーキのバリエーションが豊富。アレルギーを持つ人のために、卵・乳製品を使わずに改良を重ねて作ったケーキもあります。見た目も味も、いわゆるケーキそのものですので、アレルギーをお持ちのお子さんの誕生日などには最適ですよ!
 
 
東急東横線、横浜駅。駅の周辺は一大ショッピング街となっていますが、せっかく横浜を訪れたなら、もうちょっとエリアを広げて楽しみたいところです。そんなニーズを見越してか、東横線を走る電車のほとんどが、みなとみらい線との直通運転を行っています。渋谷から乗って、そのまま「みなとみらい」や元町・中華街に直行。そんなルートも踏まえつつ、横浜のお散歩スポットとイベント情報をご紹介していきましょう。

まずは、10月11日(土)、12日(日)の二日間に渡って山下公園で開催される「ワールドフェスタ・ヨコハマ 2008」です。

異国情緒漂う横浜にふさわしく、同フェスタは世界各国の「衣・食・住・遊」を満喫できるお祭り。各国の名物料理屋台が立ち並び、普段なかなか食べない料理や飲み物に舌鼓を打つ姿があちこちで見られます。

さらに各国の民族衣装をまとい、その国の音楽とともに紹介するファッションショーや舞踏なども楽しみどころのひとつ。その他、色鮮やかな各国の雑貨や衣服、民芸品などの販売コーナーも用意されています。

山下公園に居ながらにして、世界旅行を楽しむことができる秋のイベント、ぜひ出かけてみてはいかがでしょう。
もうひとつ、秋の横浜のオススメイベントをご紹介しましょう。10月3日(金)から13日(月・祝)の期間、横浜の赤レンガ倉庫で開催される「横浜オクトーバーフェスト2008in赤レンガ倉庫」です。

同イベントは「ドイツ」がテーマ。実際、ドイツで開かれている世界最大級の祭り「オクトーバーフェスト」にならって始まったもの。横浜以外にも福岡や仙台など各地で行なわれます。東京では今年の5月に日比谷公園で開催されました。

さて「ドイツ」がテーマといえば、欠かせないのはビールです!フルーティーな「ヴァイツェン」、ホップの苦味が利いた「ピルス」、マイルドな口当たりの黒ビール「デュンケル」、バニラチョコ風味の「スイートバニラスタウト」など、本場ドイツを彷彿とさせるビールが目白押し。ソーセージやアイスバイン、イベリコ豚の鉄板焼、ドイツ風ラビオリなどを肴に、バイエルンの民族音楽と踊りを眺めながらお楽しみください。

程よく酔った後は、午後の日差しを受けて美しく佇む赤レンガ倉庫をお散歩。横浜港を臨む海岸部分からは大さん橋、その向こうにはベイブリッジが見えます。芝生広場やベンチでゆっくり酔いを醒ますのも気持ちよさそう。

さらに赤レンガ倉庫1号館は、横浜界隈で行なわれている3年に1度の現代アートイベント「横浜トリエンナーレ2008」の会場にもなっていますので、こちらもぜひチェックしたいところです(11月30日まで)。

秋の休日、横浜散歩はいかがですか?
 
 
いつも賑やかで豪華絢爛、異国の風を感じられる街といえば横浜中華街。秋は中秋節(中国のお月見)をはじめ、さまざまなイベントが催されます。

10月1日は中国の建国記念日、国慶節。その前祝いとなるイベントが9月28日(日)、中華街の中ほどにある山下町公園で行なわれます。縁日が立ち並び、舞台では中国獅子舞、中国民族芸能などが披露されるとのこと。そして当日となる10月1日(日)は、慶祝獅子舞として獅子四頭が中華街をねり歩きます。獅子は各店舗の軒先につるされた赤い祝儀袋を採り、祝いの舞を披露。きらびやかな異国の祭りを目の当たりにできます。

さらに10月10日も中華民国の建国を祝うイベント(雙十節)を開催。古典舞踊、獅子舞、龍舞、祝賀パレードなどが賑々しく行なわれます。

ただでさえ賑やかな雰囲気を醸す横浜中華街ですが、さらにその上をいく賑やかさをお楽しみください。

横浜中華街イベントスケジュール
 
 
今後の特集の参考にさせていただきます。
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