じょいふるねっとについて 生活情報 エンターテイメント 便利リンク よくあるお問合せ

特集記事【2008年9/20日号】

東急東横線といえば、おしゃれでスタイリッシュな街並みを想像する方も多いはず。代官山や自由が丘などはデートやお買物の定番コースとして、休日には多くの人が散策を楽しんでいます。単に歓楽街・ショッピング街というわけではなく、どこか閑静で心落ち着く雰囲気を漂わせているところが人気のヒミツ。「ガツガツしていない」とでもいいましょうか、女性や若者が「住みたい街」として挙げるのは、そのあたりに理由がありそうです。

一方、緑の多さ、自然の豊かさも特徴のひとつです。多摩川をはじめ、等々力緑地や大倉山公園など、休日に家族いっしょに楽しめる公園もたくさんあります。

そして横浜。ショッピングにとどまらず遊園地や港、公園、歴史情緒、そして異国情緒。あらゆるものがすべて詰まっていて、丸々一日遊ぶに相応しいスポットといえるでしょう。

今回は各地域の秋祭り情報も踏まえつつ、東横線沿線の「お散歩の魅力」に迫ってみたいと思います!
   

渋谷から東横線でわずか3分。ファッショナブルなブティックやカフェが立ち並ぶ東京屈指の文化・流行発信地といえば代官山です。

この界隈の広い通りといえば、代官山を取り囲むようにして走る旧山手通りや駒沢通り、八幡通りくらい。あとはほとんどが、こぢんまりとした小道です。猫がひなたぼっこする細い路地を歩いていると、ふとハイセンスなブティックに出くわす・・・これは他の街ではなかなか味わえない、代官山ならではのことといえるでしょう。

ぶらりと小道をお散歩したあとは、代官山のメインストリートといえる八幡通りへ。「ラ・フェンテ 代官山」「代官山アドレス・ディセ」などの複合型ショッピングスクエアが点在しています。

今年9月27日(土)には「代官山 LOVERIA(ラヴェリア)」が新たにオープン。かつて「代官山プラース」だった建物を再利用して、外観のデザインを一新。通りに面した中庭がそのままオープンカフェと化し、ゆったりとお食事したり、休憩することができます。

テナントは流行の先端を行くショップが目白押し。中でも注目したいのが、イタリア発・日本初上陸の食品スーパー兼、食育レストラン「EATALY(イータリー)」。スーパーマーケットエリアはトリノ本店で販売している食料品約2000種と同じ品揃えとなり、レストランエリアでは本場イタリアの食材を駆使した料理を楽しめることになります。
   
   
 
クルマが行き交う幹線道路は得てしてお散歩に向かないものですが、代官山界隈を南北に走る旧山手通りは別。外国の大使館やオープンカフェなどが立ち並び、愛犬を連れてお散歩する人の姿もよくみられます。

旧山手通り沿いの代官山を代表するスポットといえば、代官山ヒルサイドテラス。住居と店舗、オフィスからなる複合施設です。白を基調としたシンプルなデザインの建物内には、代官山らしい個性的なショップが軒を連ねています。たとえば「christmas-company」。ここは一年を通して、チェコやドイツ、デンマークなどのクリスマス関連アイテムを売るお店です。日本ですと12月にならないとなかなかお目にかかれませんが、多くの外国人が住む代官山ならではのショップです。

そしてもう少し、北へ歩みを進めると西郷山公園があります。明治の頃、西郷隆盛の弟・従道がこの地に別邸を構え、回遊式の庭園や洋館、和館を作りました。建物は空襲により焼失してしまいましたが、その跡地は都会のオアシスとして今も在り続けています。

同公園の素晴らしいところは、なんといっても「高台」であること。高低差を利用した滝も園内にありますが、やはり「見晴らし」の良さに尽きるでしょう。お天気のよい日には、街並みのはるか向こうに富士山の姿も。高台の麓には都内屈指の桜の名所、目黒川が流れています。

目黒川沿いにもオシャレで個性的なカフェやショップがあるので、桜が咲いていなくてもお散歩コースとして十分楽しめます。このまま目黒川を北へ歩けば東急田園都市線の池尻大橋駅、南へ歩けば東急東横線の中目黒駅です。
 
 
 
毎年恒例となっている「猿楽祭・代官山フェスティバル」が10月11日(土)・12日(日)に開催されます(前夜祭は10日)。舞台となるのはヒルサイドテラス全棟。近隣のショップ、オフィス、クリエーターなど、多彩な人々が趣向を凝らしたイベントやセールを実施します。

今年のテーマは「食と子ども」。“和の市”では、美しい棚田の里「新潟県・越後妻有」の新鮮野菜や山形県朝日町のもぎたてリンゴなどが販売され、みの、笠、さるぼうしなどの雪国ファッションを体験できるコーナーや、スマートボールやベーゴマなどの懐かしい遊びができるコーナーも用意。

その他、“洋の市”では世界の味覚が集合し、子どものためのキッズコーナーではパン焼き体験や料理教室、電動ロクロ教室なども開催。その他、ライブパフォーマンスやコンサートなども行なわれます。ぜひお子さんといっしょに、秋の代官山散歩とお祭りを満喫してください。

猿楽祭・代官山フェスティバル
 
 
「住みたい街」アンケートで常に上位にランクインする街、自由が丘。カフェやレストラン、ブティック、美容室が、駅を中心にして四方に広がっています。なにより、街そのものがオシャレ。飲み物の自動販売機が並ぶ、バス停の待合室ですらヨーロッパ風の佇まい。訪れる人に心地よさを味わってもらう地域の人々の気持ちが随所に見られます。

何にもまして多いのが雑貨屋さんの数。ぶらりと散策していると、カワイイ生活雑貨にふと目がいってしまいます。お値段の張るお店もあれば、格安なお店も。趣味趣向と価格に合わせて、お好みのものをチョイスできるところが自由が丘の雑貨選びの醍醐味です。

さて現在、もっとも「自由が丘らしい」スポットといえばマリ・クレール通りでしょう。マリ・クレールはフランス発の女性誌。さまざまなモードやカルチャーを伝える雑誌のイメージと合致することから、1984年に自由が丘の商店街が「マリ・クレール」という名前のライセンスを取得して今に至ります。以前はこの通りに同名のブランドショップもありました。街路樹がふんだんに植えられた通りの中央は石畳、そこにはエレガントなベンチがたくさんあり、ちょっと一休みするにはもってこいのスポットです。

また、自由が丘駅の北に位置する「ラ・ヴィータ」も人気のスポット。オープンテラスと、本物のゴンドラが浮かぶ水路があり、イタリアの都市ベニスの情緒が漂っています。ファッションや陶器、ガラス製品の店が軒を連ね、テディベア専門店「フレスコ」などもこの一画にあります。
自由が丘はいわずと知れたスイーツの街。そのルーツといえるのが創業1938年の亀屋万年堂(かめやまんねんどう)です。巨人軍の王選手が「ナボナはお菓子のホームラン王です!」というCMを覚えている方も多いのでは?現在、東京都と神奈川県に60を超える直営店がありますが、もちろん今でも自由が丘総本店は健在です。

そして近年、自由が丘のスイーツスポットとして外せないのが、マリ・クレール通りにあるスイーツのテーマパーク「スイーツ・フォレスト」です。 同テーマパーク内には複数のスイーツ有名ショップが軒を連ねています。欧州で修行を積んだ一流のパティシエ達が創り上げるスイーツの数々に、おもわず目移り。もちろん、その場に備えられたテーブルで食べることができます。

季節限定のスイーツも見逃せません。今年の秋は「ワイルドブルーベリー・フェスタ2008」と銘打ち、ワイルドブルーベリーを使ったスイーツがズラリと並びます。ブルーベリーに多く含まれるポリフェノール「アントシアニン」が目の疲れを和らげるといわれていることから、10月4日(土)〜10月13日(月・祝)の期間は自由が丘のサロン「プアメリア」による目に優しいセラピーイベントや、ワイルドブルーベリージャムやオリジナルグッズが当たるクイズイベントも行なわれます。ちなみに10月10日は「目の日」。自由が丘のお散歩がてら、ブルーベリーで目にも休息を与えてあげてください。
 
 
春のさくら祭りにプリングフェスティバル、マリクレール祭り、盆踊り、熊野神社例大祭と、一年を通してイベントが催される“お祭り好き”の自由が丘。その中にあって最大規模のお祭りが、10月に開催される「自由が丘女神祭り」です。自由が丘駅前のロータリーに立つ女神像にあやかって、その名がつきました。

今年で36回目を迎える女神祭り、その開催日は10月12日(日)・13日(月・祝)。駅前のメインステージではコンサートをはじめお子さんに人気のキャラクターショー、一流ヘアサロンのスタイリスト達によるヘアーカットショーなどが行なわれます。もちろん、駅前のみならず街全体が「お祭り」。あちこちに青空市や模擬店が並びます。お祭り限定価格、15分500円の占いも例年人気です。

パレードでは、国際大会で賞を獲得した経験もある「自由が丘バトンクラブ」によるバトントワリングをはじめ、音楽隊などさまざまな人々が自由が丘の街を練り歩きます。盛大な自由が丘の秋祭り、ぜひとも楽しんでみてください。
 
東急東横線、目黒線、多摩川線が交差する多摩川駅。その名のとおり、多摩川のお膝元に位置する駅です。駅周辺に大型店舗は無く、「住宅街の駅」といったところ。住宅地の奥には、森に囲まれた多摩川台公園があります。

多摩川に沿って細長いかたちをなした同公園には、いくつもの古墳があります。公園の中央にあるのは亀甲山(かめのこやま)古墳。形が亀の甲羅のようにみえるので、その名がついたといわれています。南武蔵を代表する多摩川流域の古墳では最大のサイズ。全長107mを誇る前方後円墳です。

他にもぽつりぽつりと小山をなした古墳群があります。とはいえ、「ココが古墳」と掲示された看板が無いとなかなか分かりづらいものもあるので、公園内の古墳展示室に立ち寄って出土品や歴史資料の展示を眺めつつの散策がオススメ。いにしえの時代背景を知った上で歩くと、いっそう歴史情緒が深まるお散歩を楽しめます!

そして公園の向こうは、いわずとしれた多摩川。なみなみと水をたたえてゆっくりと流れる川に心癒されます。丸子橋を渡ると、右に東横線の線路橋、左には新幹線の線路橋が見えます。この流域は河川敷が広くとってあるのが特長です。野球などのスポーツを楽しむ人、自転車やジョギングを楽しむ人、バーベキューを楽しむ家族などで賑わっていました。河川敷内に駐車スペースがあるのも嬉しいところです。

土手を歩くと、川面を通って涼しさをまとった風が身を包み、お散歩のほてりがスッと引いていくかのよう。土手に設けられた石段に腰を下ろし、ただ何もせずにぼんやりとする・・・というのも至福のひとときといえるでしょう。
多摩川駅から散歩を始め、丸子橋を渡って丸子方面に。しばらく歩くと等々力緑地が広がっています。

ここは多摩川河川敷にも増してスポーツのメッカ。サッカーJリーグ、川崎フロンターレのホームグラウンドとして知られる等々力陸上競技場や野球場、プール、テニスコートなどがあります。

今の季節は、サッカーコートの芝生が青々としていて、なんとも晴れやかな気持ちになりますよ。釣池、日本庭園、四季園、ふるさとの森など、お散歩を楽しむコースも充実。お子さんのためのアスレチック施設や児童公園もあります。

オススメは、同緑地内にある美術館兼博物館「川崎市 市民ミュージアム」。ここの楽しさはおカタイ芸術というよりも、身近な作品が多いこと。1988年の開館当初から写真や漫画、ポスター、映像などに力を入れ、以前は「ドラえもん」「少女マンガ」などをテーマにした特別展も行なっていました。エントランスには、川崎とゆかりのある岡本太郎の有名な作品「座ることを拒否する椅子」のレプリカが並び、ミュージアムショップには鉄腕アトムのグッズなどが満載です。

さらに「このミュージアムならでは」といえるのが、映像の閲覧です。日本映画をはじめ、TVドキュメンタリーの映像や、1940年からの「日本ニュース」などを視聴することが可能(利用登録制)。昔好きだった、懐かしい映像に出会えるかもしれません。

ひとしきり鑑賞した後は、再び東横線の駅へ。といっても等々力緑地からですと、多摩川駅より新丸子駅のほうが近め。武蔵小杉駅までのバスも出ているので、ご都合に合わせてご利用ください。
 
 
等々力緑地のかわさき市民ミュージアムにはマンガが展示されていますが、緑地のすぐそばにも「まんが、ゆかりの地」があるんです。

およそ1000年の歴史を持つ常楽寺は、通称「まんが寺」。戦争中に漫画家たちが行なった勤労奉仕に感銘を受けた先代住職が「マンガで世の中を明るくしたい」といった主旨のもと、「まんが寺」と名乗りました。庭には岡本太郎のお父さんで風刺画家だった岡本一平のマンガが彫られた石碑や、海賊を模したユニークな石像があったりして、厳かでありながらどこか楽しい雰囲気をかもし出しています。

本堂には明治、大正、昭和を風刺したようなマンガが、ふすまや壁にびっしりと描いてあるそうです。有名漫画家がこの地に足を運んで描いたものだとか。ちなみに本堂の見学をしたいのなら、事前の問合せ(044-766-5068)が必要です。ただしお寺としての通常業務もあるため、なかなか見学できない可能性もあるので、その旨ご了承ください。
 
 
  じょいふるねっとは
マンションライフに
快適なインターネット
接続環境を提供します。
 
ご意見・お問い合わせ
じょいふるねっとに関するご意見、お問い合わせは下記リンク先のお問い合わせフォーム、もしくはデジタルコミュニケーション株式会社までお電話にてご連絡ください。
 
トップページじょいふるねっとについて生活情報エンターテイメント便利リンクよくあるお問合せ個人情報のお取り扱いについてお問い合わせ