ズーラシアの見どころとしては、かなりの間近で動物を観察できるポイントがあること。
北極グマがプールにダイビングするところを水槽越しに見ることができますし、インドライオンやスマトラトラなどを稀少動物を「柵越し」ではなく「ガラス越し」に見ることができるので、動物達が観覧場のそばに来た際の迫力は満点!顔の表情までくっきりと眺めることができます。また、ボルネオオランウータンのロビンは、クレヨンを使ってガラスに絵を描くことも。当然、彼らの行動は誰かに指図されたものではないので、迫力のシーンや珍しいシーンがいつでも見れるとは限りません。でも「見れたらラッキー」だからこそ、こちらも見学にチカラが入りますよね。ラッキーな場面に遭遇したときの興奮は何物にも変え難いはずです。
さらに、希少動物も見逃せません。ジャイアントパンダ、コビトカバに並んで世界三大珍獣といわれるオカピ。ここズーラシアが日本初公開の地です。足の部分はシマウマのようなゼブラ柄で、体躯は馬のよう。そして顔はどこかカンガルーを彷彿とさせます。
絶滅の危機に晒されているドゥクラングールは「葉喰いザル」の仲間。赤茶色の足、白い腕、黄色と白の毛で覆われた顔・・・オシャレな仮面を被っているかのようです。
また、園内にはレストランやカフェをはじめ、展望広場の「風の丘」、芝生が広がる「ころころ広場」「自然体験林」などもあり、思い思いに楽しんでいる家族連れを目にします。
イベントとしては、掃除や世話だけでなく、乗ることもできる「馬の飼育係になってみよう」や、乗馬体験(曳き馬)&エサやり体験、入園前にニンジンをあげる「馬の朝ごはん」なども随時開催中。観覧イベントとしてはインドゾウ2頭が丸太を運んだり、サッカーをする「エレファントライブ」も開催しています。
動物に植物、そして人々の暮らしをも展示として取り入れたズーラシア。お手軽な世界旅行として休日をぜひお楽しみください。