特集記事【2008年11/20日号】

イルミネーションがそこかしこで輝く横浜の冬。なかでもオススメなのが、今年で11回目のクリスマスを迎える「クイーンズスクエア横浜」です。

同施設内にある「クイーンズタワー」は、横浜高速鉄道みなとみらい線のみなとみらい駅と地下コンコースで結ばれています。

寒い冬でも快適にたどり着けるのが魅力。このタワーの吹き抜け部分に12月25日（木）まで出現するのが「シンギングツリー」です。

このツリー、、毎年恒例となっているのですが、年ごとに異なるテーマ、異なる装飾が施されているところがポイントです。今年のテーマは『横濱開港150周年〜未来への航海〜』。

来年、横浜は開港150周年を迎えます。その前年である今年から、横浜市内各地でプレイベントが催されてきました。その一環として、今年のシンギングツリー全体は「海」に見立てられ、海を渡り渡来した帆船をモチーフに、未来への夢や希望を乗せて航海へ出て行く様が表現されています。高さは約13mで、屋内では国内最大級。約2万9千球のイルミネーションが輝きます。

もちろん「シンギング」ですので、音楽の演出が施されるのも特徴のひとつ。今年は「波涛を越えて」「キラキラ星」「神の御子は」「聖夜」「ひいらぎ飾ろう」「ジングルベル」「崖の上のポニョ」「星に願いを」「ジュピター」「もろびとこぞりて」の全10曲が、ショータイムにパイプオルガンで演奏され、その音に合わせてイルミネーションが変化します。今年のテーマにふさわしく、出港を知らせる“銅鑼”の音も各曲に入るとのこと。クリスマス気分と開港の祝賀気分が合わさり、ハッピーな気持ちになれること請け合いです。

クイーンズスクエア横浜のすぐ脇は横浜の港。その港を望むかたちで広がっているのが、屋外スペース「クイーンズパーク」です。

パークは、静かで落ち着いた雰囲気の「池のあるゾーン」や、さまざまなイベントが日々催されている「滝のあるゾーン」などで構成され、海に面した憩いの空間となっています。昼は水面に反射する太陽の光に癒され、夜はライトアップされた光にうっとり。通常ライトアップが施されているクイーンズパークですが、2月15日（日）までは約6万球のイルミネーションが登場。木々がきらめき、光の海にいるかのような感覚に浸れます。

さらにこの地が素晴らしいのは、「夜の借景」。大観覧車「コスモクロック」やコスモワールドが放つ色とりどりの光を眺めることができる抜群のロケーションです。

その風景はイルミネーションと相まって、まるでおとぎの国のよう。カップルはもちろんのこと、お子さんにとっても楽しい空間となることでしょう。記念撮影にもぴったりの「メモリアルスポット」も設置されるので、カメラの準備をお忘れなく。

また、カジュアルな雰囲気漂うショッピングモール「クイーンズスクエア横浜［アット！］」では、クリスマスオーナメントなどのグッズを扱うショップが期間限定で登場（12月25日まで）。自宅でのクリスマスを彩ってくれるカワイイアイテムが目白押しです。ぜひとも立ち寄ってみてください。

幻想的な世界が広がる横浜の夜。ぜひ大切な人と一緒にどうぞ。