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特集記事【2009年7/20日号】

7月も「海の日」を過ぎれば、花火大会の本格的シーズンを迎えます。そこで今回の特集記事は花火!といっても、ちょっと変わってます。花火大会の紹介というよりは「どんなふうにして観るか!?」の特集です。

花火大会の会場周辺は、どこも黒山の人だかり。そんな混雑を避けつつ、“記憶に残る”ような花火を、一生に一度でいいから観てみたい・・・そんな花火鑑賞方法を探してみたところ、ありました。

地上から観る花火を「上空から」眺めたり、海の上で一杯やりながら眺めたり、はたまたビルの屋上から眺めるなど、どこから観るかによって風情もそれぞれ異なります。そんな鑑賞方法ができるスポットやサービスをご紹介します。

また、ETC搭載の自動車は土・日・祝日の高速道路料金が割安ですよね。しかも今年の夏は、8月6日、7日、13日、14日といった平日も、休日同様に割安になること、ご存知でした?そこで、郊外のオススメ花火大会も一挙ご紹介。今年の夏の花火を、ぜひとも記憶に残るものにしてくださいね!
通常、花火は地上から眺めるもの。しかも火の粉がかからないように、打ち上げ地点から距離をとって眺めますよね。

そんな花火を「上空」から眺めると、一体どう見えるのか?そんな好奇心を満たしてくれる花火見物の方法があるんです。それは、なんと「飛行船」から観る花火。

飛行船遊覧クルーズを実施している(株)日本飛行船では、この夏、都内および近郊の花火大会当日に花火観賞クルーズを運航。7月は21日の「葛飾納涼花火大会」、23日の「足立の花火」、25日の「隅田川花火大会」、30日の「さいたま市花火大会(大和田公園会場)」、8月は1日の「いたばし花火大会」、6日の「神宮外苑花火大会」、8日の「東京湾大華火祭」、22日の「さいたま市花火大会(岩槻文化公園会場)」、29日の「常陸きぬ川花火大会」でフライトします。

著名な花火大会当日はすでに予約が埋まっているようですが、むしろ狙い目は郊外で行なわれる大規模な花火大会。たとえば神宮などでは都市部の真ん中という立地ゆえ、なかなか大きな尺玉が打ち上げられない状況下にあります。しかし「いたばし花火大会」などは知名度はさほどないものの、約1万1千発が打ちあがる大規模な花火大会で、大きな尺玉も次々と打ちあがります。そのため、空から見る場合でもその迫力を存分に味わえる、というわけです。

気になる料金は2通り。東京クルーズに加えて都内の花火大会上空をフライトする、約105分のコースでは19万円。埼玉もしくは東京近郊の花火大会上空をフライトする約75分のコースは11万5千円です(常陸きぬ川花火大会のみ約90分前後)。各日とも、限定10席のみの予約制。有料観覧席を使用しないかぎり地上から眺めれば費用はかかりませんが、プレミア感満点の飛行船花火クルーズ、一生に一度は観てみたい、と思いませんか?
ここで素朴な疑問がひとつ。花火上空をフライトしていて危なくないのか?心配は無用です。通常、花火が上空で最も美しく広がる「開花点」は、上空300m〜400m付近。飛行船はさらにその上、高度約500メートルを飛びます。

しかも面白いのは、花火のカタチ。写真をよーくご覧いただくとわかると思いますが、花火本来のカタチである「球体」に見えますよね。通常、地上から眺める花火は、立体的なものもありますが、なかなか「球」には見えません。夜空をバックに・・・ではなく、街の夜景をバックに打ちあがる球形の花火、一度は観てみたいものです。

フライトする飛行船は「ツェッペリンNT」と呼ばれるタイプ。かつて、ドイツのツェッペリン伯爵によって開発された飛行船が、世界一周の旅の途中で日本に立ち寄って、東京・銀座上空を優雅に飛びました。

それからちょうど80年目を迎えた2009年、東京の空を最新テクノロジーを搭載した「ツェッペリンNT」が飛びます。揺れの少ないフライトが特長で、ゴンドラ内は至って静か。大きさはジャンボジェット機に匹敵するほどです。

花火のシーズンだけでなく、飛行船の空中散歩クルーズは行なわれています。秋は美しい夕暮れの中をフライトしたり、冬は雪化粧をした富士山をはるか遠方に眺めつつ、澄んだ空気の中をフライトしたり・・・もちろん東京や横浜の「夜景」も見どころのひとつ。大切な人へのプレゼントとしても最適ですよね。「空」から一生の思い出づくりをしてみてはいかがでしょう。
■日本飛行船
お問い合わせ:0120-68-0004(株式会社日本飛行船・飛行船クルーズデスク)
ホームページ:http://www.nac-airship.com/
 
ご存知のとおり、「船」は海上交通の手段。その一方で、移動ではなく「船に乗ること」自体を楽しむ文化も培われてきました。平安時代の貴族たちは池に船を浮かべ、和歌を詠んだり月を眺めるといった「舟遊び」を楽しみ、江戸時代には武士や裕福な商人達が隅田川に「屋形船」を浮かべ、土手の桜を眺めたりしていました。

時は流れて昭和。戦後になると河川は汚れ、無骨な防壁ができたりして、とても「風流」どころじゃない・・・一時期、屋形船は廃れていたんです。しかしながら昭和の終わりくらいから東京の河川もきれいになり、再び屋形船を楽しもう、という気運が高まってきます。

そして現在、皆さんも一度は目にしたことがあると思いますが、四季を通じて灯りをともした屋形船がたくさん出ています。会社の飲み会などで使われることも増えてきましたよね。そんな屋形船が、もっとも繁盛するといえるのが花火の季節です。

では、屋形船での花火見物の流れを簡単にご紹介してみましょう。

まずはなんといっても予約。通常、屋形船は団体での「貸し切り」か、少人数でも乗船可能な「乗り合い」の2通りがあります。いずれも花火シーズンとなると、1年前くらいから予約される方もいるとか。まさにプラチナチケットですね。ただし、「乗り合い」の場合は、当日直前になってキャンセルが出るところも多いので、キャンセル待ちを実施している屋形船に申し込んでみるのもひとつの手です。

そして運良く予約を取り付けられたら乗船。花火大会当日は、じつにたくさんの屋形船が海上や河川上を埋め尽くすほど出船します。なので、花火がない通常の日よりも乗船時間が早めとなります。皆が乗り込んだ状態で、「水上の場所取り」をするわけですね。

花火が始まるまでの間は、屋形船の醍醐味といえるお食事。和食に舌鼓を打ちながらお酒を楽しみ、ほどよく酔いが回った頃に「ドーン」と花火の音が響く・・・あとは屋形船から花火見物。水面に乱反射する花火が美しく、「まさに江戸の粋!」といったひとときが訪れます。やはり一度は観てみたいですよね、屋形船からの花火。
屋形船を運航しているところは多々ありますが、今回オススメしたいのは「濱田屋」さんの屋形船。

今年は7月23日(木)の「足立の花火」、7月25日(土)の「隅田川花火大会」、8月1日(土)の「戸田橋合同花火大会」、8月4日(火)の「江東花火大会」、8月8日(土)の「東京湾大華火祭」に出船予定とのことです。

オススメの理由は、まず「乗り合い船」があること。「貸し切り船」は既に予約済みで、団体予約ゆえなかなかキャンセルも出ません。しかし「乗り合い船」ですと、花火シーズンの予約は混み合いますから、「とりあえず早めに抑えておいた」方が、当日間際になって仕事の予定などでキャンセルすることもよくあるのだとか。

「今年は屋形船から花火を観たい!」と思った方は、ぜひキャンセル待ちに申し込んでみてはいかがでしょう。「足立の花火」や「戸田橋合同花火大会」は乗り合い船にまだ若干の空きがあるそうです(2009年7月15日現在)。

「濱田屋」さんの乗り合い船として使われる「第十八濱田丸」は80名が乗船可能な日本最大級の屋形船。最上甲板にプロムナードデッキがある点もオススメ理由のひとつです。屋形船の室内からだけでなく、甲板に出てパノラマビューで花火を楽しむことができます。

そしてもうひとつ、「濱田屋」さんは「専用の桟橋」を持っている点。これがじつは花火大会では大活躍するんですよ。たとえば「東京湾大華火祭」の場合、晴海・月島桟橋が通常利用されます。ただし花火当日は出船数が多く、他の屋形船もこの桟橋を利用するので、大混雑は必至。もちろん帰りも同じ。花火のせっかくの余韻が台無しになりかねません。

そこで「濱田屋」さんは、花火の日には北千住にある専用の桟橋を利用。行きも帰りもスムースに乗船できて、晴海界隈の交通機関の混雑をも避けられることになります。

せっかくの屋形船。お料理も美味しいし、花火もきれい。さらに混雑を避けて「風流」を思う存分満喫してください。
■濱田屋
お問い合わせ:03-3881-2314
ホームページ:http://www.hamadamaru.com/
 
花火大会会場の周辺にお住まいだったり、勤め先がある方は、ベランダやビルの屋上から花火を見物できたりするのでは?なんとも羨ましい限りですが、なかなかそこまで境遇に恵まれている方も少ないかと思います。

とりわけビルの屋上は夜風も吹き抜けますし、気分爽快ですよね。そのビルが高ければ視界もパッと開けて、夜景までも楽しめます。そこでご紹介したいのは、高層ビルから観る花火!「六本木ヒルズ」の展望台「東京シティビュー」をオススメします。

「展望台」というと、高い位置にあって景色を見渡すことができるけれど、狭くて密閉されているイメージがつきまといがち。

その点、東京シティビューは海抜250mに位置しつつ、高さ11mを超える吹き抜け空間で優雅に都会の夜景を眺めることができます。開口部分は「窓」というよりも「ガラスの壁面」といったほうがしっくりくるほどのスケール。の開放感はちょっと他では味わえません。

なにせ海抜250mで、周辺に視界をさえぎるような高層建築もほとんどないため、見え方の大小こそあれ、都内至るところの花火大会を鑑賞することができます。

ざっと挙げてみますと、調布から江戸川に至るまで、かなり広範囲の花火大会の鑑賞が可能。間近で観る花火もいいですが、ちょっと遠めに小さくポッ、ポッと上がる花火も風情満点ですよね。

・7月18日(土) 調布市花火大会
・7月21日(火) 第43回 葛飾納涼花火大会
・7月23日(木) 第31回 足立の花火
・7月25日(土) 第32回 隅田川花火大会
・7月25日(土) 第31回 浦安市納涼花火大会
・8月1日(土) 第24回 神奈川新聞花火大会
・8月1日(土) 第51回 いたばし花火大会
・8月1日(土) 第34回 江戸川区花火大会
・8月1日(土) 第25回 市川市民納涼花火大会
・8月6日(木) 2009神宮外苑花火大会
・8月8日(土) 第22回 東京湾大華火祭
※天候や眺望の状況、また実施の可否によりご覧いただけない場合があります。
 開催日は各主催者の都合などにより変更になる場合があります。
東京シティービューから鑑賞できる花火大会の中で、ロケーションがよいのは「東京湾大華火祭」と「神宮外苑花火大会」。「東京湾大華火祭」では、東京タワーやお台場レインボーブリッジなどの夜景とのコラボレーションが楽しめ、「神宮外苑花火大会」では新宿副都心の夜景が背景に広がります。海抜250mならではの風景といえるでしょう。

しかしながら六本木ヒルズでは、展望台よりさらに高い、海抜270mの地点からも花火を観ることができるんです!それが「スカイデッキ」。いわゆる屋上です。

そこから見える夜景は、360度見渡せる大パノラマ。宝石箱のような夜景と、色とりどりの花火。夏の夜風を肌で感じながら、ぜひ天空の花火見物をお楽しみください。ちなみに「東京湾大華火祭」当日だけは抽選予約制となっています(展望フロアは事前申し込み不要)。

現在、展望台もスカイデッキも夏期特別営業中のため、夜遅くまで楽しめるのも嬉しいところ。展望台は25:00まで(最終入館24:00)、スカイデッキは22:00まで(最終入場21:30)開放しています。入館料は、展望台が一般1,500円、高・大生1,000円、4歳〜中学生500円 。スカイデッキは別途300円かかります(子どもは無料)。

また、六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」では夏季限定イベント「スカイ アクアリウムIII」を実施中です。

カリブ海の青い海をイメージし、色とりどりの魚達が泳ぐ水槽を配置した「カリビアン・ブルーホール」や、10人のアクアリウムアーティストが手掛けた水槽をアートのように展示する「アート・アクアリウム・ギャラリー」、クラゲの浮遊感と光の演出がマッチした「ファンタジア」、金魚の美を愛でる和空間「ジャポニズム・ギャラリー」、魚と万華鏡の美が共演する「カレイドリウム」など、工夫を凝らした装置が盛りだくさん。幻想的で涼しげなひとときを過ごすことができます。

スタイリッシュで都会的な夜を過ごすとともに、花火の宴に酔いしれてください。
■東京シティビュー
ホームページ:http://www.roppongihills.com/tcv/jp/
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