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特集記事【2009年8/20日号】

8月も終盤に差し掛かると、そろそろ秋の足音が聞こえてきます。秋といえば、なんといっても「食欲の秋」!たわわに実った果実や、頭を垂れた稲穂…収穫の歓びを全身で味わえる季節です。

そこで今回は、先取り感覚で「秋の味覚イベント」や「味覚狩りスポット」を中心にご紹介します。お子さん大はしゃぎ必至のイベントから、お酒を存分に満喫できる大人のイベントまで、幅広く取り揃えました!

そしてもうひとつ、今年の9月は“秋のゴールデンウィーク”“シルバーウィーク”などと呼ばれる大型連休があります!そこで、連休となる9月19日(土)から9月23日(水・祝)の期間にオススメな行楽スポットも併せてご紹介。暑くもなく寒くもなく、秋風が心地よい休日を家族みんなで楽しくお過ごしください。
秋に旬を迎える魚といえば、なんといってもさんま。そこで、脂が乗りに乗ったさんまを食べることができるお祭りを2つ紹介しましょう。

いずれのお祭りとも、開催地となるのは東京・目黒。海のない目黒でさんまのお祭りが行なわれる理由は、やっぱり古典落語「目黒のさんま」です。

江戸時代、さる殿様が目黒へ馬の早駆けに出かけた際、おともが弁当を忘れてしまった。そこにプーンと漂ってきたのがさんまの匂い。庶民が食う卑しい魚だから、と躊躇する家来をよそに、さんまにかぶりついた殿様は美味しさに大満足!この味が忘れられない殿様、後日さんまを所望しましたが、家来がヘンに気を遣ってしまい、カラダに悪い脂を全部抜いて、さらに小骨がさわるといけないから骨も全部取った状態で殿様に出したところ「これは不味い!」となりました。パサパサですから当然ですよね。そこで殿様「これはどこで獲れたさんまなのか?」と尋ねたところ、家来は「日本橋魚河岸です」と一言。それに対して殿様は「ダメじゃ!さんまは目黒に限る!」と言う・・・それが「目黒のさんま」のあらすじです。殿様の世間知らずぶりと過保護を笑うお噺ですね。

そんな殿様が馬で駆けた土地で、殿様と同じように秋空のもと、さんまに舌鼓を打てるお祭りが「第14回目黒のさんま祭り」。9月6日(日)に開催されます。メイン会場となるのは誕生八幡神社。駅から続く目黒駅前商店街でもさまざまな催しが行なわれます。

扱うさんまは岩手県宮古産。この時期に獲れるさんまとしては、最も脂が乗っているといわれています。その新鮮なさんま食べ放題に加え、6000匹を無料配布!当然ながら例年長蛇の列ができますので、早めにお出かけすることをオススメします。祭りのスタートは午前10時から。午後2時くらいには終了します。

さんまだけでなく、さんまを美味しく食べるための「脇役」にも役者が揃っています。まずはジュージューと焼けたさんまに垂らす柑橘類として、徳島県神山町産の「すだち」。約1万個が用意されます。さらに栃木県黒磯市高林直送の“辛味”大根。500本分の大根おろしを、その場でさんまとともに堪能することができるんです。

その他、これらの産地である岩手、徳島、栃木の物産展や、商店街のワゴンセール、野外コンサート、阿波踊り、大道芸、富くじ抽選会なども開かれ、目黒の街は秋祭りの装いに。特筆すべきは、誕生八幡神社で行なわれる「目黒のさんま寄席」。落語「目黒のさんま」にあやかって、落語や神楽などの舞台を無料で楽しむことができます。生で落語を聞いたことがない人も、ぜひ臨場感満点の目黒の舞台でお楽しみください。
「第14回目黒のさんま祭り」の2週間後、9月20日(日)にも、目黒を舞台にさんまのお祭りが開かれます。「第33回 目黒のSUNまつり」です。

こちらのメイン会場となるのは田道広場公園。振舞われるさんまは宮城県気仙沼産です。日本有数の漁港として知られる気仙沼産のさんまも脂がノリノリで美味!お祭りが始まるのは10時からで、最初にさんまと、さんまに垂らす柑橘類「かぼす」の献上式が行なわれます。10時10分から、炭火で焼いたさんまの配布が始まりますが、昨年は11時すぎに、並んだ列の人数が用意したさんまの数に達したことから、以降並ぶことができなくなったとか。すさまじい人気です!こちらも、早めにお出かけして、「朝ご飯」感覚でさんまを食べたいところです。さんまの他にかぼす、大根おろし、べったら漬も添えられます。うーむ、ご飯とお味噌汁ががほしくなりますね(笑)

万が一、配布する焼きさんまがなくなったとしてもご安心あれ。有料となりますが、新鮮なさんまをすり身にした「すり身汁」が用意されています。さんまの味が沁みた汁に舌鼓を打てば、心もカラダも温まりますよ。

その後、会場ではふるさと物産展が行なわれます。昨年は、さんまを提供している気仙沼市をはじめ、大分県、宮城県角田市、山形県、茨城県東海村、福島県玉川村などの名産品がズラリと並びました。

時同じくして目黒区民センターのおまつり広場では、日本舞踊や阿波踊りなどがステージで行なわれ、区民センターの中庭にはさまざまな屋台が並びます。お子さん連れの方は、田道小学校の校庭へ行ってみましょう。昨年は手作りミニSLや、親子で作る風車教室や銅板細工、塩づくり体験、こんにゃく手作り体験、竹細工、貝細工などが行なわれました。都会にいながらにして伝統的なモノ作りを体験できることもそうそうありませんよね。ぜひとも参加してみてはいかがでしょう。

旬のさんまを味わいつつ、秋の休日をのんびりと、楽しくお過ごしください。
■第14回目黒のさんま祭り
住所:東京都品川区上大崎2-13(誕生八幡神社)
ホームページ:http://www.asahi-net.or.jp/~xq7k-fsm/sanma.htm
■第33回 目黒のSUNまつり
住所:東京都目黒区目黒1-25-8(田道広場公園)
お問い合わせ:03-5722-9871(目黒区役所 地域振興課)
ホームページ:http://homepage3.nifty.com/sunmatsuri/index.htm
 
夏に飲むビールといえば、ジョッキで豪快に飲む姿が浮かびます。では、秋は?暑さもひと段落していますが、秋の味覚を肴に飲むビールも堪えられないですよね。豪快に飲むのもいいけれど、秋は麦の実りに想いを馳せつつ、じっくりとその味を堪能したいもの。そんなビール党の方にピッタリのイベントが「ジャパン・ビアフェスティバル2009」です。

「ビアフェス」と愛称で呼ばれる同イベントは、年に3回、東京、大阪、横浜で1回づつ開催されます。今年は東京、大阪がすでに終了。今回ご紹介するのは、横浜港大さん橋ホールで行なわれるビアフェスです。

ビールのイベントというと、たくさんのメーカーのビールが飲めるものの「1杯いくら」といったシステムを敷いている場合がよくあります。その一方で、同イベントは入場料を払えば1回50ccずつ、何度でも試飲することが可能!味も香りも異なる100種類以上もの国内外の地ビールを、少しずつ飲み比べることができます。

もうひとつ、横浜で行なわれるビアフェスの特長は、8月に開催される国際ビール大賞「インターナショナル・ビアコンペティション」の入賞ビールが会場で試飲できる点。ビール会社の熟練醸造者を含めたビアジャッジが、これも約200種類の中から厳選したビールです。

開催日は秋のゴールデンウィーク中の3日間。9月19日(土)は14時から18時30分まで、9月20日(日)は12時30分から17時まで、最終日となる9月21日(祝)は11時30分から16時までの開催となります。チケットは前売券が3,800円(税込)、当日券が4,300円(税込)です。詳細は公式ホームページにてご確認ください。
さて、ひとえに「ビールの飲み比べ」といっても、「そんなに味の違いを楽しめるものなの?」と考える人もいらっしゃることでしょう。たしかに現在、日本で販売されている大手メーカーのビールは、微妙な味の違いこそあれ、なかなか「違いを楽しむ」域までは到達しづらいといえるでしょう。その主な理由は、大手メーカーのビールの大半が、ホップの苦味を特長とする「ピルスナー」というスタイルだからです。

ビールには、ピルスナーの他にもさまざまなスタイルがあります。原料の一部に小麦を使い、苦味が少なくフルーティな味わいを持つ「ヴァイス」、小麦と大麦を使ったドイツ・ケルン地方名産の「ケルシュ」、独特な香りとコクを備えた「エール」、香草やスパイスを漬け込んだ「スパイスビール」など、実に多彩。味の違いは明確ゆえ、これらのビールが集うビアフェスでは、十分に「飲み比べ」が楽しめるというわけです。

今回の横浜ビアフェスでは、さまざまなスタイルのクラフトビール(地ビール)が日本産・海外産含め120以上も登場します。1回50ccといっても、120種も飲めば6リットルですから、さすがに全部味わうのは無理ですね(笑)。そのため、まずは試飲したら出店者に「このビールのスタイルは?」と尋ねてみましょう。いくつか飲んでみると「ヴァイスが自分のお気に入り」といったことがわかってきますので、その後は自分に合ったスタイルの中で、「これぞ!」という一本をみつけてください。それが「利きビール」の醍醐味です!!

観光地などに出かけた際、その地域の地ビールを楽しんだことがある方もいらっしゃると思いますが、なかなか「飲み比べる」機会はないですよね。ビール党の皆さんは、ぜひともこの機会、お見逃しなく!!
■ジャパン・ビアフェスティバル2009 横浜
住所:神奈川県横浜市中区海岸通1−1−4(横浜大さん橋ホール)
お問い合わせ:0797-34-7751(日本地ビール協会)
ホームページ:http://www.beertaster.org/gjbf/date.htm
 
甲州盆地の東に位置する甲州市勝沼は、ぶどう、ワインともに日本最古の歴史を誇り、質・量ともに日本を代表する一大産地。秋には数多くのぶどう園が収穫期を迎えます。ぶどうの収穫に感謝の意を込め、この地で行なわれる一大イベントが「甲州市かつぬまぶどうまつり」です。

今年の開催日は10月3日(土)。甲州市勝沼町の勝沼中央公園が会場となります。昭和9年に収穫感謝の秋祭りとしてスタートし、今年で56回目を迎える人気イベントです。会場は「ワイン村」「ぶどう村」「イベント村」の3つで構成されています。

ぶどう村での目玉は、なんといってもぶどうサービスコーナーです。たわわに実ったぶどうを無料でもらえるこのサービスは、例年長蛇の列ができるほどの人気。各種ぶどうの販売も実施しています。さらに同エリアで注目を集めるのが、例年行なわれる「ぶどうの早食い競争」。例年、早く食べきった人にはワインなどのプレゼントが振舞われます。ひとつずつ食べるか、いっぺんに口に入れて皮を出すか、なかなか戦術が難しいところですね(笑)。早食いとなればお上品に食べてもいられません!

一方、ワイン村では、無料のワインが振舞われ、甲州市産のワインの販売も行なわれます。ワイングラスを購入すると、各ワイナリー20店舗あまりのワイン試飲が可能。つまりは「飲み放題になる」ということですね!1つのワイナリーが数種類のワインを出していますので、飲み比べも可能です。また、当日は数多くの屋台も出店するので、おつまみにも事欠きません。お酒の飲めない方やお子さんには、フレッシュで濃厚なぶどうジュースが用意されています。

このワイン振る舞いと試飲(飲み放題)のためか、イベントが始まる午前中から場所取りをする人も例年多いとか。たくさん味わいたい方はお早めにお出かけください。
午前中から夜遅くまでひとつのお祭りを満喫できることって、あんまりないですよね。それもこれもお酒の力?かもしれませんが、催し物が充実していることも理由のひとつでしょう。

今のところ(2009年8月15日現在)、どんな催しがあるのかは未決定とのことですが、例年ですと、お子さん大喜びのキャラクターショーをはじめ、お神輿やこども神輿、甲州ぶどう太鼓、フラメンコやベリーダンス、ソーラン踊り、タレントを招いてのライブショーなどが行なわれ、老若男女が楽しめるようになっています。

そしてもうひとつ、忘れてはならないのが、夜に祭りのフィナーレを飾る「鳥居焼き」です。大文字焼きのように、山肌に鳥居のカタチをした炎が浮かび上がり、夜を焦がすとともに、花火が夜空にきらめき、見物客から歓声が上がります。

もともと「鳥居焼き」は、江戸時代は先祖を供養するお盆の送り火として行なわれていました。鳥居焼きに使う火は、国宝に指定された大善寺で採火されたもの。地域の若い衆が火をかざし、聖火リレーのように町内を巡ったのちに、舞台となる柏尾山へ向かいます。先祖供養、さらには収穫の祝いを兼ねた、幻想的なニッポンのお祭りをぜひとも満喫してください。

なお、まつり当日はJR勝沼ぶどう郷駅・塩山駅から1回100円のシャトルバスが運行するので、電車でお出かけする際は利用しましょう。
■甲州市かつぬまぶどうまつり
住所:山梨県甲州市勝沼町勝沼 勝沼中央公園
お問い合わせ:0553-44-2000(ぶどうまつり事務局)
ホームページ:http://www.city.koshu.yamanashi.jp/koshu/
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