東京・お台場にある国立の科学博物館が、日本科学未来館。“未来”の文字通り、先端の科学技術に触れることのできるミュージアムです。
館長は宇宙飛行士の毛利衛さんが務めています。
館内に入ってまず目に付くのは、1階シンボルゾーンの吹き抜け空間に浮かぶ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」。
同館のシンボルといえる展示です。写真では地球の姿かたちをしていますが、世界初の球体ディスプレイとして、様々なコンテンツを映し出すことができます。
そして、“未来”といえば、なんといっても「ロボット」の存在は外せません。同館では、人間の形をしたヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」や、セラピー用ロボット「パロ」をはじめとした、多彩なロボット達が出迎えてくれます。実際のロボットに乗って、それを操縦している感覚を体験できる「ライドカム」もお子さんに人気。技術革新の粋に触れることができます。
10月3日(土)、4日(日)の2日間は「中秋の名月 未来館でお月見!2009」と題したイベントも開催。「Geo-Cosmos」が月に変身するほか、観測データを元に制作した凸凹の月球儀を、実際に触ることができたり、「ライドカム」で月面を歩きまわるバーチャル・リアリティ体験ができたりと、館内の各所で「月」にまつわるさまざまな催しが開催されます。10月3日(土)は中秋の名月、さらに今年はアポロ11号の月面着陸40周年。科学技術を通しての「お月見」をぜひとも体験してみてください。