横浜を代表するスポットのひとつ、横浜赤レンガ倉庫。歴史を感じさせるレンガ造りの建物には、コンサートホールやギャラリースペース、ショップやレストランが軒を連ね、一年を通じて賑わいをみせています。
同施設で行なわれる冬の目玉イベントのひとつが、「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」。今年で5回目を迎えるアートリンクは、毎年異なる光・音の演出と、アイススケートとのコラボレーションイベント。2009年12月5日（土）から、2010年2月28日（日）まで、計85日間に渡って開催されます。
今年の演出テーマは「Brilliant Snow * アートリンクに舞い降りる2つのストーリー」。デザイン・演出を手掛けるのは、光の演出プランニングから空間デザインに至るまで、幅広いデザイン活動を展開するアーティスト・畑
秀樹氏。赤レンガ倉庫の壁面にアート作品が投影され、キャンドルの温かい光に包み込まれたような暖色系のリンク“Snow
Candle”と、クリスタルのようなきらめきでクールな寒色系のリンク“Snow Crystal”、2つのリンクが時間帯によって入れ替わり、異なる雰囲気を創り上げます。
また、スケートリンクにはイルミネーションも点灯。クリスマスシーズンのパリ・シャンゼリゼ通りを彩る“しずく型”のイルミネーションが施され、アート作品とともに幻想的な空間が生まれます。そのバックには、横浜の輝く夜景。この時、この場所でしか体験できませんよ！
オランダ・アムステルダムのダム広場や、アメリカ・ニューヨークのロックフェラー・センター前広場など、期間限定で出現する屋外スケートリンクは、世界における冬の風物詩。ぜひとも横浜で体感してみてください。
栃木県足利市にある花のテーマパーク、あしかがフラワーパーク。ゴールデン・ウィーク周辺に開花する迫力満点の藤の花をはじめ、四季を通じてさまざまな花が咲き誇る、心休まるスポットです。 
さらに「白藤の回廊」。ここは下を歩ける80mのトンネル状になっていて、春には白い藤の花が枝垂れ咲きます。その白藤にあやかり、ここの電飾は白色。光の粒が空から降り注いでくるような感覚を味わえます。 
昨年新たに登場したピラミッドは、水面への映り込みも幻想的。凛とした冬の空気に、鮮やかな三角錐の姿がよく映えます。さらに今年は、新スポット「天空のお花畑」も登場。山側を見上げると、美しく光り輝く電飾の天の川が横たわっています。新たな写真スポットとしてヨーロッパ建築のアーチをかたどった「ベネチアの街並み」もおすすめポイントのひとつです。 
期間中は、午後9時半まで開園しています。例年、11月下旬頃までは、秋に咲く桃色の花「アメジストセージ」もギリギリ咲いている段階です。地上一面に敷き詰められたアメジストセージとイルミネーションの競演が見られるのは、今の期間のみ。なるべく早めに足を運んでみてはいかがでしょう。 
