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今月の特集記事【2010年2/20日号】

もはやドライブの定番スポットといえる「道の駅」。手軽に立ち寄ることができて、休憩所やトイレ、駐車場も充実。ドライブ中にホッと一休みすることができますが、昨今注目を集めているのは、その地で採れた野菜などがズラリと並び、この地ならではの特産品を購入することができる点でしょう。

特産品の購入だけでなく、道の駅に併設されているレストランなどでは、その特産品をあしらった名物料理が食べられることも。さらに「変わり種」ソフトクリームも道の駅ならではの逸品ばかり。メロンや枇杷などの果物はもちろん、豆腐、ししとう、コシヒカリ、そば、黒ごまなどなど、驚きのソフトクリームが全国各地の道の駅で売られています。

道の駅の魅力は、グルメだけではありません。温泉を併設している道の駅も全国に100以上あります。さらに、郷土に伝わる伝統工芸作りやそば打ち、花摘みなど「体験できる」趣向を凝らした道の駅も人気です。

街のスーパーではなかなか味わうことのできない新鮮な食材。その土地でしか堪能できない味覚。ぜひとも春のドライブがてら、道の駅に立ち寄ってみてはいかがですか?今回は関東近郊の「ここぞ!」という道の駅をご紹介します!
山梨と神奈川の県境に位置する南都留郡道志村。山々に囲まれ、清流のせせらぎがそこかしこから聴こえてくる、自然豊かな村です。この村を走る国道413号沿いに、「道の駅 どうし」はあります。  

この道の駅の名物は、なんといっても「クレソン」です。ステーキなどの肉料理に添えたりして使う野菜としておなじみですよね。道志村産の「道志クレソン」は、生産出荷日本一を誇ります。清流が育んだ新鮮なクレソンの味は、絶品中の絶品!きっと「肉料理に添えるだけではもったいない!」と思ってもらえるはずです。  

「道の駅 どうし」では、クレソンをはじめとした地元農家の朝採り野菜を直売しています。ぜひとも購入して、その高貴な香りとほのかな苦味を堪能してください。他ではなかなか手に入らないクレソンの加工食品もたくさん揃っていますよ。  

さらに、この地のクレソンをふんだんに取り入れたお食事メニューを楽しめるのも特長のひとつ。木をふんだんに使い、広々として快適なレストラン「手づくりキッチン」に立ち寄ってみると、クレソン料理のオンパレードが皆さんを出迎えてくれます。 「ふるさとうどん」は、鶏肉とにんじん、ネギ、そしてクレソンが入った一品です。一見するとお蕎麦のようですが、実は麺にもクレソンの粉が練りこまれています。この麺を冷風にあしらった「わさびDEクレソン」も人気メニューのひとつ。売店では麺の販売も行なっていますので、食べてみて気に入った際は買って帰るのもいいですね。

さらに心温まる定番家庭料理の「ポトフ」、さらに生クレソンを購入した際はぜひ一度ご家庭で試してもらいたい「クレソンのゴマ和え」などもあります。

知ってるようで知らない、クレソンの本当の味をぜひ体感してみてください。晴れた日には、同レストランのテラス席で食べるクレソン料理が最高ですよ!
クレソンをあしらったスイーツもあります。パウンドケーキにクレソンを練りこんだ「クレソンケーキ」も人気メニューのひとつ。

さらに一度ぜひ試してもらいたいのが「クレソンジュース」。こちらはクレソンの青汁、とでもいいましょうか。ただし甘味を加えて飲みやすくしてありますので、ご安心ください。

他にも「手作りキッチン」では、道志村産の豚「道志ポーク」で作ったソーセージをパイで包んだ「ソーセージパイ」や、「なす味噌パイ」「きんぴらパイ」、売店で販売している刺身こんにゃくを日替わりで利用し、同施設特製の味噌をあしらった「刺身こんにゃく」などもあります。ふだんなにげなく口にする「お漬け物」も、地域の新鮮な野菜を駆使している「道の駅」ならではの美味。お持ち帰りもできますよ。

さてここで、「道の駅 どうし」に立ち寄るドライブコースをご提案。

東京方面からは、中央自動車道の相模湖ICで降りて、相模湖の眺めを楽しみつつ道志ダム方面へ。以降、道志川と沿うようにして国道413号が走っています。

「道の駅 どうし」に立ち寄った後は、そのまま413号を南下すると山中湖にたどり着きます。「道の駅 どうし」付近には実にたくさんのオートキャンプ場がありますが、季節的にはちょっと早いかもしれないですね。

ただし道志川は3月1日からヤマメ釣りが解禁し、賑わいを見せるようになります。

3月21日(日)には「道の駅 どうし」にて、道志川で育ったヤマメの塩焼販売・しょうゆ搾りの実演などが行なわれる「道志渓谷やまめ祭り」を開催。新鮮なヤマメにかぶりついて、春の息吹をぜひとも感じてください。

また、道志川の支流、室久保川の上流にある「的様(まとさま)」も一見の価値アリ。弓の的のように見えるめずらしい花崗岩が、川の流れの中でくっきりと浮かび上がっています。すぐそばにある的様の滝とともに、道志村の名所となっています。
■道の駅 どうし
住所:山梨県南都留郡道志村9745
お問い合わせ:0554-52-1811
ホームページ:http://www.vill.doshi.yamanashi.jp/mitieki/index.html
 
関東近郊の春のドライブスポットとして注目を集めている千葉県。

一面に咲く菜の花やレンゲなど、情緒溢れる春の風景に出逢えることが魅力ですよね。

今回ご紹介する「道の駅 ローズマリー公園」も、花がテーマの道の駅。“花のテーマパーク”といったほうがピッタリくるかもしれません。

同施設のシンボルといえるのが、チャペルスタイルのローズマリーホール。この白亜の建物を中心にして、左右対称に通路や花壇が配置されているヨーロッパの伝統的なノット式ガーデンが広がっています。花壇には、季節の花々とローズマリーが房総の風にそよぎ、お散歩には最適。11月下旬〜4月下旬にかけてはパンジー、ノースポール、ポピー、カレンジュラ、5月上旬〜6月下旬はサルビア、マリーゴールド、アゲラタム、ジニア、コリウス、7月下旬〜11月上旬はジニア、トレニア、サルビア、ルドベキア、ブルーサルビア、トウガラシと、季節によってその色彩を変えます。

ローズマリーホールの中はショップになっていて、色とりどりのポプリやポプリオイル、アロマグッズをはじめ、フルーツ、ローズなどのフレグランスソープ、ココナッツオイルやシアバター、オリーブ油など天然成分にこだわった入浴剤、ボディソープ、ガーデニング関連商品などが揃っています。また、地元の花農家が栽培した摘みたての花を直売する「フラワーフェスティバル」もローズマリーホールにて3月31日まで開催中です。

地元の食材を使った料理を楽しんだり、新鮮な農産物を購入する際は、園内の「ときめきプラザ」へ行ってみましょう。直売所では珍しい「ダチョウの卵の殻」なども売られています。また、地域密着型の体験メニューの案内も行なっていて、季節に応じて「田植えに挑戦」「里山ハイキング」「香りの石鹸作り」「木工作品作り」「いちご狩り」などを体験することができます。
劇作家ウィリアム・シェイクスピアのテーマパーク「シェイクスピア・カントリー・パーク」も、「道の駅 ローズマリー公園」に併設。中世のイギリスを旅しているような気分に浸れる同パークは、5つのゾーンに分けられています。

「バースプレイス」では、シェイクスピアの生家を再現。使われているオークなどの木材もイギリスから輸入したもので、鉄製の金物もイギリスの職人によるもの。革製品と羊毛製品の製造販売を担っていた父親の仕事場や、家事にいそしむシェイクスピアの母、窓越しに遠くロンドンを夢想するシェイクスピア像など、レトロな家具の中で暮らす一家の姿を見ることができます。

「パーマーズファーム」はティールームで構成されていて、紅茶やハーブティー、クッキー、スコーンといったイギリスの「お茶の時間」を楽しむことができるほか、イギリスのバスビールやギネスビールも用意。1階は重厚な梁や柱、石床を基調としたインテリアで、2階は屋根の傾斜部分を残した、屋根裏の隠れ家的な内装となっています。併設されたショップでは、全粒粉や黒糖、甜菜糖を使った風味豊かなクッキーやオリジナルハープティー、多種多彩なカップ&ソーサーを販売しています。

「フォーマルガーデン」は、中央に噴水を配置した英国風のお庭。ブルータスなど、ギリシャの賢人の彫像が4つ配置され、静謐なムードも漂っています。また、幾何学的な造形が施されたトピアリーやハーブ、バラや草花などが彩りを添えています。

「ビレッジグリーン」は芝生広場。ただし英国風の建物が点在する同園の芝生は、やぱり英国風の雰囲気を携えています。時には、池にすむアヒルがのんびりと芝生の上を散歩する姿を見ることができたり、花畑ごしに巨大な風車「ウィンドミル」が佇んでいたり、四季折々の花が咲いていたりと、英国の農村風景を眺めつつのお散歩は格別です。
■道の駅 ローズマリー公園
住所:千葉県南房総市白子1501
お問い合わせ:0470-46-2882
ホームページ:http://www.rosemary-park.jp/index.html
 
春の味覚といえば、いちご。その場でいちごを摘んで食べるいちご狩りは、老若男女を問わず楽しめる、春のレジャーの定番ですよね。そんないちご狩りが楽しめる道の駅が、埼玉県の中部、比企郡吉見町にある「道の駅 いちごの里よしみ」です。

吉見町はいちごの名産地。昭和30年代ごろからハウス栽培が始まり、現在も県内有数の生産量を誇っています。

「道の駅 いちごの里よしみ」で狩ることのできるいちごの品種は「章姫(あきひめ)」。酸味の少なさと果肉の柔らかさが特長の甘いいちごです。また、高設栽培方法を取り入れているため、いちごがなっているのは大人の腰の高さの位置。しゃがんだり、立ち上がったりといった従来のいちご狩りよりも負担が少なく、車椅子の方でも摘み取りやすいと好評です。

同施設のいちご狩り用ハウスは、土日のみの開園。1日限定40名で先着順です。午前9時よりハウス前で当日の入場整理券を配布しています。開園は午前10時からで、30分食べ放題となっています。朝摘みの新鮮ないちごの美味しさを、存分に堪能してください。

ちなみに吉見町では「道の駅いちごの里よしみ」以外でも、4軒の農家でいちご狩りを楽しむことができます。いずれの場合も、お出かけ前に各園のいちごの状況を問い合わせ、確認するようにしましょう。
同施設内の「いちごの里物産館」では、吉見産の新鮮ないちごから作られた手作りジャムがおすすめ。

他にも数多くのいちご関連商品がズラリと並びます。期間限定で販売される「いちご大福」は、いちごだけでなくモチ米も吉見産。ご当地の味をぜひ楽しんでみてください。吉見産大豆を100%使用した無添加の手作り味噌などもおすすめですよ!

さらに道の駅といえば、ご当地の味を活かしたソフトクリームを楽しみにしている人も多いはず。もちろん、「道の駅 いちごの里よしみ」で人気のソフトはいちご味です。さらに「いちごみるくソフト」も簡易店舗で販売されています。

いちごを購入して帰りたい方は、隣接している農産物直売所へ行ってみましょう。朝摘みいちごだけでなく、地元農家の新鮮な野菜が毎日並びます。

お買い物を終えたら、道の駅の屋外スポットで一休み。一本の大きなモミの木がそびえる、花で覆われた小高い丘は、すがすがしい気分に浸れるスポットです。わんぱく広場にはいちごのお城をモチーフとした遊具がいくつもあり、お子さん大喜びのスポット。さらに晴れた日には芝生広場でボール遊びをしたり、ゆっくりと家族でくつろいでみてはいかがでしょう。

また、中央に位置する円形広場は多目的スペース。出店用テントの貸し出しも行っています。つまり、誰もがここで「お店」を広げることができるということ。1テントの大きさは間口3.6m×奥行2.4mで、平日なら1500円、土・日・祝日なら2500円、イベント開催日は3500円でテントを借りることができます。気の合う仲間同士でフリーマーケットを開いてみても楽しそうですよね。詳しくは「道の駅いちごの里よしみ」までお問い合わせください。

近くの観光名所としては、国指定史跡の吉見百穴(よしみひゃくあな)が有名です。岩肌にボコボコと窓が開けられたような、ここでしかみられない不思議な光景が広がっています。春は、この岩山をおおいつくすように桜が咲き誇りますので、おすすめのシーズンです。幻想的な緑色を放つ「ひかりごけ」も見どころのひとつですよ!
■道の駅 いちごの里よしみ
住所:埼玉県比企郡吉見町大字久保田1737番地
お問い合わせ:0493-53-1530
ホームページ:http://www.ichigonosato.com/
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