S社は倉庫内で梱包業務まで行う社員数20名の倉庫業を営んでいます。
作業は深夜まで続き、スタッフから情報が吸い上げられ管理PCに情報がまとまります。
営業のMさんはその情報をいち早く確認し、明日の段取りを行います。
Mさんの業務はもちろん段取りだけではありません。
運送業ですので日本全国へお客様がいらっしゃいます。
荷物を積んで地方へ行き、帰る荷台を空っぽで帰ってくるのは、
同じ時間、同じガソリン代、同じ高速代を使っているのに効率が悪いのです。
荷物をもって行くのと持って帰ってくるをセットにするために、
地方のお客様への営業も必要になってきます。
その他にも近隣のお客様廻り、時には夜の付き合いなどもあるわけです。
常にデスクに座っているわけにはいきません。
そんなMさんは必ず事務所に帰ってから翌日の段取りを行いますので、夜中の2時3時になることもしばしば。
しかしMさんは翌日の段取りをすることで全体の進行、現場の状況を常に知ることができ、必要な情報をすぐにお客様へ提案できたため、他社よりもより突っ込んだ提案ができ、この体制を変えるわけには行かなかったのです。
いつまでも、このような体制ではMさんも体もこわしてしまいます。いちいち事務所に戻らず、いつでもどこからでも安全に管理PCへアクセス出来る方法は無いものかと考えていました。