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特集記事【2010年10/20日号】

現在、東京都内には地方物産を販売するアンテナショップが増え、ほとんどの都道府県の特産品をじかに購入することができます。食品や調味料はもちろんのこと、お酒や伝統工芸品など、まるで現地へ旅行に出かけてお土産屋を物色している気分が味わえてしまうのが嬉しいところ。普段スーパーではなかなかお目にかかれないモノも多数販売されています。

さらにアンテナショップによっては、店舗内に飲食スペースを設け、郷土料理をその場で味わえるところもあったり、無料で現地の見どころやアクセス方法などを教えてくれる観光案内所を併設しているところもあります。

現在、インターネットの通販サイトでも地方物産を取り扱っているところは多々ありますが、ひとつのお店にズラリと並ぶ品々を見比べながらのショッピングは、やっぱり楽しいですよね。ぜひともお店に足を運んで、皆さんの食卓に「郷土の味」を取り入れてみてはいかがですか?
北海の海でもまれた豊かな水産品や、北国の大地で育まれた農産品など、「食」の魅力がぎっしりと詰まった北海道。旅行したことのある方も、きっとグルメな食事に満足されたことと思います。

そんな北海道の特産品、1000種あまりもの品々を取りそろえているのが、東京駅八重洲口から徒歩1分の好立地に店舗を構えるアンテナショップ「北海道フーディスト」です。さっそく魅力的な商品をご紹介していきましょう。
まずは旬のじゃがいも「インカのめざめ」。その名を耳にしたことのある方も多いのでは?一般的な男爵いもに比べて実が黄金色を帯びていることが特徴で、味も極めて濃厚。同店では千歳の「ファーム梅村」から、旨味が凝縮された小粒のものだけを選びぬいて入荷しています。まずは味の違いを堪能してもらうべく、素揚げで食べてもらうことがお薦めだとか。素材の味がストレートに伝わるシンプルな料理で活用してみてくださいね。なお、店頭では100gあたり120円での量り売りも行っています。
じゃがいもを使った加工食品「じゃが豚」も人気の的。同店のみならず、北海道の物産展では軒並み人気が高く、テレビなどのメディアに登場したこともあって、ジワジワと知名度が全国区になりつつあります。簡単に言うと、豚ミンチとキャベツの具を、じゃがいもを練った皮で包んだものが「じゃが豚」。イタリア料理の「ニョッキ」を彷彿とさせる皮は、モッチリとした口触りがたまりません!冷凍のまま、沸騰したお湯で数分ゆでるだけで出来上がります。スープも中華風やカレー風味などのバリエーションがあり、さまざまな味を楽しむことができます。
そしてこちらも今、話題の「北海道バーニャカウダソース」。バーニャカウダとは、イタリアはピエモンテ州の郷土料理であり、冬の野菜料理の定番です。オリーブオイルやアンチョビ、ニンニクなどで作ったソースを温めながら野菜につけて食べます。北海道産のニンニクと国産アンチョビで仕上げた「北海道バーニャカウダソース」は、にんじん、きゅうり、スナップえんどう、チコリなどの野菜はもちろん、ホタテやエビなどの魚介類との相性も抜群!ぜひワインと共に召し上がってみてください。
酪農の盛んな北海道は、スイーツも大充実!同店オリジナルのスイーツにも注目してみましょう。まずは「北海道ミルキーロール」。もはやロールケーキといえば“ご当地スイーツ”の定番ですよね。北海道ミルキーロールは、北海道産の牛乳を煮詰めて作った自家製ミルクジャムと、北海道産の生クリームを一緒に混ぜ込んだロールケーキ。舌触りの良さと、くどさのない甘さ、芳醇なミルクの香りがマッチした逸品です。
そしてレアチーズケーキ「雪丸」も同店オリジナル。通常、チーズケーキといえば円いホールタイプのものや、いわゆるケーキ型にカットしたものが一般的ですが、ご覧のとおり雪玉のように真ん丸です。北海道産のクリームチーズに数種類のチーズをブレンドし、生クリームとメレンゲを混ぜ込んで作られた、丸い新感覚のチーズケーキです。中には、ハスカップのピューレをしみこませたスポンジがサンドしてあります。
ハスカップは、スイカズラ科に属する北海道ではお馴染みの果実。実が熟すと青紫色となり、その味はブルーベリーに似ています。古くは「秘薬」として珍重されてきた歴史もあり、鉄分、カルシウム、ビタミンC、ビタミンEなどが豊富に含まれています。生のままで食べることは稀で、加工されて市場にお目見えすることが一般的。左の画像はハスカップの果汁液「ドラキュラの葡萄」です。そのままヨーグルトなどに混ぜてもいいですし、ソーダなどで割って飲んでも美味しいですよ。
他にも特産品が盛りだくさんの北海道フーディストですが、その場で食べられるイートインコーナーが充実している点も見逃せません。昼11時から夜6時までは「北海道チューボー」として、本場の札幌ラーメンや旭川ラーメン、噴火湾産ホタテカレーやトマトベースのスープカレー、鮭や蒸し鶏のセイロ膳など、お手頃価格で北海道のグルメを満喫することができます。

夜6時からは居酒屋「280円チューボー」に早変わり。ホタテと海老のマリネや飯寿司盛合(北海道のなれずし)などの前菜や各種揚げ物、鉄板焼鳥、グリル、各種ドリンクなど、ほとんどのメニューが280円!リーズナブルに北海道の食文化に酔いしれてみてはいかがですか?
■北海道フーディスト
住所:東京都中央区八重洲2-2-1ダイヤ八重洲口ビル1階
お問い合わせ:03-3275-0770(北海道産品の販売コーナー)
ホームページ:http://www.foodist.co.jp/
 
三陸海岸沖で獲れる海の幸に、内陸の風土を生かした畜産や酪農。加えて北国ならではの食文化を育んできた岩手県の特産品が購入できるのは、東銀座駅のすぐそば、改装中の歌舞伎座の斜向かいにある「いわて銀河プラザ」です。
まずご紹介したいのは、同店の一番人気「ショルダーベーコン」。岩手県産豚を100%使用しています。切落しを使っているため、肉厚のボリューム満点でありながらリーズナブルな価格が実現しているところがポイントです。さらに通常ベーコンといえばバラ肉を使用していますが、肩の部分を使っているため脂質が少なめで低カロリーなのも嬉しいかぎり。リピーターが多いのもうなずける味です!
そして岩手といえば、かの宮澤賢治も幾度となく足を運んだ小岩井農場。広大な敷地でゆったりと育てられた鶏のたまごや乳製品、ハンバーグなどの食品の美味しさは、誰もが納得するところです。

いわて銀河プラザにも多種多様な小岩井製品が並んでいますが、店内には2010年3月に出来た「ソフトクリームコーナー」も。小岩井農場のソフトクリームをその場で味わうことができます。

旅行中ならいざしらず、銀座の真ん中で濃厚なソフトクリームが味わえるのは、なんとも不思議な感覚ですよ!
次にご紹介するのは、海の幸。人気商品はご覧のとおり、目に鮮やかな「三陸海宝漬」です。三陸は古くから魚介類の宝庫として知られ、この地で獲れたあわびやフカヒレ、ナマコなどは江戸時代における輸出の主力商品として人気を誇っていました。三陸海宝漬は、岩手県釜石の海鮮料理店「中村家」さんの主力商品。柔らかく煮たアワビに、獲れたて新鮮ないくら、若芽のうちに刈り採っためかぶ、口の中でプチプチとはじけるシシャモの卵を特製の調味液に漬けこんで完成します。ご飯に載せたら贅沢な海鮮丼の出来上がり。見た目も華やかなので、“晴れ”の日に食卓を飾りたい一品です。

“晴れ”の日ではなく、なんとなしに海鮮丼が食べたい時には「川秀のぶっかけ 海鮮丼の具」がお薦め。525円(税込)というリーズナブルな価格が魅力です!秘伝のタレで漬け込んだ醤油いくらと、岩手県産の刻みめかぶ、さらにホタテ、エビ、ホッキ貝が彩りを添え、味を引き立てます。
岩手県の県庁所在地、盛岡の名物料理「冷麺」も同店の人気商品のひとつ。「ぴょんぴょん舎盛岡冷麺」は、保存添加物を一切使用しておらず、麺には高級馬鈴薯でん粉と小麦粉を使用。コシの強さとシコシコとした歯ざわり、つるりとしたのどごしがクセになりますよね。また、冷麺より知名度は低いものの、岩手県北部と青森、秋田にかかる南部地方の「南部そば」もなかなかの味。蕎麦の実の中心部分を主に使うため蕎麦の色が白く、コシの強さとのど越しの良さが特長です。
南部地方といえば、「南部せんべい」の名も知名度が高いですよね。通常のお米を原料にしたせんべいと違い、小麦粉を原料にしたせんべいです。ピーナッツやゴマの入ったものや、さきいかをまぶしたものなど、バリエーションの豊富さも特長のひとつ。

また、水分を含んだかたちで仕上げられた「煮込み用」の南部せんべいもあります。これは醤油ベースの汁に入れた冬の郷土料理「せんべい汁」用の南部せんべいです。せんべい汁は、青森県南部がB級グルメ「八戸せんべい汁」として普及に努めていますが、岩手県北の郷土料理でもあるんですね。
もうひとつ紹介したいお菓子は「ごま摺り団子」。弾力のある一口サイズの団子の中から、トロ〜リと流れ出るのは、すりつぶした炒り胡麻に砂糖や塩、醤油を加えたタレ。洋菓子のエクレアも、生地の中からトロリとカスタードが流れてくるところが魅力ですが、ごま摺り団子のトロ〜リ加減はそれ以上ですね。なので、一口でパクッとほうばってしまうのが正しい作法?かもしれません。口の中でゆっくりと広がっていく香ばしいゴマの風味を堪能してください。

さて、いわて銀河プラザにはソフトクリームコーナーに椅子は備わっているものの、他の郷土料理が食べられるイートインスペースはありません。そのかわりに充実しているのがお弁当。岩手名物がぎっしり詰まった幕の内風のお弁当や鶏めしなど、種類も豊富。近隣にお勤めの方からも好評なんだとか。まずは幕の内風のお弁当を食べてみて、気になるおかずがあったら単品を同店で探してみる、という楽しみ方もできそうですね。
■いわて銀河プラザ
住所:東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビル1F
お問い合わせ:03-3524-8282
ホームページ:http://www.iwate-ginpla.net/
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