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特集記事【2011年5/20日号】

以前の特集「東京で買える!地方物産アンテナショップ」でもご紹介した同店。震災当初は現地からの輸送もままならかったそうですが、今ではほぼ、通常の品揃えが戻ってきました。また、震災以降は「物産を購入して少しでも援助したい」という方が押し寄せ、売上も好調だとか。いっときのブームにせずに、継続して盛り上げていきたいところです。

以前の特集でご紹介した「ショルダーベーコン」や、アワビ、ウニ、イクラなどをあしらった「三陸海宝漬」の人気は健在。南部せんべいも売れ筋商品です。その他にも、たくさんの魅力的な商品が棚に並んでいます。

盛岡冷麺と並び人気なのが「じゃじゃ麺」。

関東では「ジャージャー麺」と呼ばれることが多いですね。太打ちでコシのある麺に、辛口風味の合わせみそを乗せて、豪快にかき混ぜて食べる郷土料理です。

ご当地で「じゃじゃ麺」にかかせないのが「チータンスープ」。味噌を少し残した状態で麺を食べ終えたら、そこに生卵を入れてかき混ぜ、お湯を注ぐとチータンスープのできあがり。いわば「締め」のスープですね。
ぜひ実際にトライしてみてはいかがでしょう。

つるんとした白い卵のような見た目の「かもめの玉子」は、今回津波の甚大な被害を受けた大船渡の銘菓。メーカーであるさいとう銘菓さんの工場も被害を受けましたが、4月上旬に工場が再開され、4月末には同店に並ぶようになりました。同店にあるのは、通常よりも少し小ぶりな「ミニかもめの玉子」。白餡を薄いカステラ生地で包んで焼き上げ、全体をホワイトチョコレートでコーティングしてあります。カステラの部分は岩手のキタカミ小麦を100%使用。ほくほくした食感と程よい甘さをお楽しみください。

他にもまだまだ、多彩な商品が同店には並んでいます。銀座へお立ち寄りの際はぜひ足を運んでみてください。
■いわて銀河ショップ
 ホームページ:http://www.iwate-ginpla.net/
岩手観光で今、もっとも注目を浴びているスポットといえば、奥州・平泉。ゴールデンウィークの観光客は前年に比べて大幅減でしたが、つい先日、世界文化遺産の登録勧告を受けた効果が出たのか、ここへきて観光客の賑わいが戻りつつあります。長年の念願だった世界遺産の登録が目前に迫っている状況です。

世界遺産に登録されるであろう名目は、「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」。平安時代の末期、欧州藤原氏がおよそ100年、4代に渡って築き上げた文化が色濃く残っています。具体的に、世界遺産に登録されると思われる名所をご紹介していきましょう。

まずは中尊寺。850年に創建された同寺院には、平安時代の芸術や建築技術が注ぎ込まれた「金色堂」があります。当時、奥州では金が採掘できたことから生まれた金色堂、当初屋外に建っていたそうですが、雨ざらしではすぐに劣化してしまいます。そこで鎌倉時代に、お堂をまるごと収容する堂(覆堂)が作られました。この覆堂も重要文化財として残っています。また、讃衡蔵(さんこうぞう)には3,000点以上の国宝や重要文化財などが収蔵されており、貴重な文化財を目の当たりにすることが可能です。

そして毛越寺(もうつうじ)もまた、世界遺産登録が濃厚な寺院です。このお寺の最大の特長は、広大な浄土庭園。仏様のいる浄土を、地上に再現しようとして作られた庭園です。広大な池や枯山水風の築山などが仏教建築とマッチして、なんとも心が落ち着く空間を作り出しています。あやめの名所としても知られており、6月下旬から7月中旬にかけて300種、3万株の花菖蒲が咲き誇ります。その姿はまさに極楽そのものです。

この平泉で例年7月17日、18日に行われている催しが「水かけ神輿」。文字通り、御神輿に威勢よく水をかけながら、毛越寺や平泉駅前、中尊寺金色堂などを巡る習わしです。今年も開催されますが、ちょうどその頃には正式に世界遺産登録が決まっていそうな気配。いつにも増して盛り上がりをみせることでしょう。
■中尊寺
 ホームページ:http://www.chusonji.or.jp/
■毛越寺
 ホームページ:http://www.motsuji.or.jp/
 
津波による影響だけでなく、原発事故によって現在もなお避難を強いられている福島県。窮地に立たされた同県を少しでも支援したいと考える人も多く、東京にある福島のアンテナショップは軒並み盛況のようです。先日も、風評被害を受けている特産品や観光の安全性をアピールすべく、県知事自ら東京・池袋で開かれた販売会で購入・来県を呼びかけました。

イトーヨーカドー葛西店の中に常設されているという、ちょっと珍しい展開のしかたをしているのが「アンテナショップふくしま市場」。青果や農産物、水産物にお酒、菓子、加工品などがズラリと並んでいます。

現在は、消費によって現地農家を支援したいという方が多いため、トマトやキュウリなどポピュラーな野菜も売れ筋のようです。お菓子の売れ筋は、「あだたら山の揚げまんじゅう」。皮の部分はカリッとした食感で、中はしっとり。生地に練り込まれた黒糖の風味も豊かです。ブームを巻き起こしている「かりんとうまんじゅう」のルーツではないか、という声も上がっているほどで、テレビなどでもしばしば取り上げられています。また、福島県郡山市に本店を置く三万石さんの「ままどおる」も要チェック。福島や仙台のお土産としても定番です。ミルク味の餡が薄皮の中にたっぷりと入っていて、なんとも優しい味ですよ。

ご当地ラーメンとして一世を風靡した喜多方ラーメンも福島が誇るB級グルメ。麺は太めで平たく、コシが強い点が特長です。一方スープは、あっさりタイプを出すお店と濃厚タイプを提供するお店に分かれます。ちなみに喜多方市の人口はおよそ55000人ですが、ラーメン店は100軒以上もあるのだとか。さすが、「朝飯としてラーメンを食べる」文化があるだけのことはありますね。ぜひともふくしま市場で喜多方ラーメンを購入してみてください。
■アンテナショップふくしま市場
 ホームページ:http://www.tif.ne.jp/bussan/fukushima/
先月29日、新潟駅〜会津若松駅を結ぶ「SLばんえつ物語」号の運行が始まりました。例年ですと4月上旬から運行スタートしていましたが、被災地への輸送ルート確保の意味合いで4月下旬から走っています。

SLが走る路線の名は磐越西線(ばんえつさいせん)。そしてネーミングの「物語」は、「豊かな森と水に育まれた自然と人が触れ合うことで生まれる物語」という意味合いで、「SLばんえつ物語」号と命名されました。

汽笛を鳴らし、煙を噴き上げ、車輪の音を轟かせて走るSLの姿は、老若男女を惹きつけています。それに加えて、沿線の風景の素晴らしさも人気の理由といえます。車窓からは阿賀野川や磐梯山を望み、新緑が満ちた山間を走ります。その雄大な風景を存分に味わえるように展望車が連結されており、大きな窓から景色を楽しむことも可能です。大正ロマンを彷彿とさせる客車も、旅情を掻き立ててくれますよ。片道およそ4時間の工程ですが、飽きさせない魅力が備わっています。

そして会津若松。ご存じのとおり、歴史情緒漂う城下町です。そのシンボルといえるのが鶴ヶ城。若松城とも呼ばれ、その美しい姿は折り紙つきです。本丸は、会津白虎隊が戦った幕末の戊辰戦争などの資料が展示されている「鶴ヶ城博物館」となっています。天守閣からの眺めも格別ですよ。本丸を中心にした周囲は城址公園になっているので、歴史情緒を味わいながらの散策がおすすめです。また、市内には白虎隊にまつわる史跡・資料館や、新撰組に関連する施設などもあり、歴史ファンに根強い人気を誇っています。

もうひとつご紹介したいのが、「会津さざえ堂」。江戸時代後期に創られた仏堂ですが、その不思議な構造はぜひ一度ご覧いただきたいところ。堂内は二重らせん構造のスロープになっています。「上り」と「下り」、それぞれ異なるルートになっているため、皆一方通行で進める構造です。かつてはスロープに沿って西国三十三観音像が安置されていたので、このお堂に入ってグルリと上って下りてくれば、観音参りができてしまうようになっていました。

今回の震災では、震度5強の揺れがさざえ堂を襲ったそうですが、無事で済んだとのこと。複雑なつくりをした木造建築、そこに注がれた昔の人の知恵を感じずにはいられません。さざえの中をぐるりと回るような不思議体験、おすすめです!
■「SLばんえつ物語」号(JR東日本)
 ホームページ:http://www.jrniigata.co.jp/slbanetsu/slbanetsu.htm
■鶴ヶ城(会津若松市観光公社)
 ホームページ:http://www.tsurugajo.com/turugajo/shiro-top.html
■会津さざえ堂
 ホームページ:http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/
 
山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」があるのは東京・銀座一丁目。今年でオープン2周年を迎えます。

1階は、特産品展示販売コーナー。山形の名産品がズラリと並んでいます。名産をうまくアレンジした加工品の中にも、興味をそそるものがたくさんあります。「いも煮カレー」「殿様のだだちゃ豆アイス」などはぜひ一度味わってみたいところ。また、山形といえば鯉の産地としても有名です。かつての名君、上杉鷹山が、貴重なタンパク源として鯉の養殖を推奨し、城のお堀で育て始めたことに端を発するといわれています。甘煮などの加工品も販売しているので、ぜひ一度味わってみてください。

知られざる郷土の味覚といえば、栃の実。栗のようでありながら栗ではありません。アクが強すぎるので栗のようには食べられないんです。ではどうするか?しっかりとアクを抜いた栃の実と、米どころ山形ならではの美味しい餅米を合わせた「とちもち」が有名です。滋味深い和スイーツとしてお薦めですよ。その他のスイーツとしては、生クリームと北海道産の皮むき餡をスポンジでサンドした「最上川あわゆき」も売れ筋商品です。

アンテナショップとしてちょっと珍しいのは、2階に本格レストランが入っているところ。「YAMAGATA San-Dan-Delo(ヤマガタ サンダンデロ)」という店名は、「山形産ですよね(山形産だんでろ)」という酒田弁からきています。

使われている食材はもちろん山形産。ランチは、山形産のお米「つや姫」を使ったリゾットや、四季折々の食材を駆使したプレートなどがメニューに並びます。ディナーも本格的なコース料理で、素材を味を活かしきった料理の数々が魅力です。米沢牛や庄内豚は通年食材として使用されますが、これからの季節ですとさくらんぼや岩ガキなども食卓に上りそうです。
■おいしい山形プラザ
 ホームページ:http://oishii-yamagata.jp/
6月から7月にかけて山形を旅するなら、外せないのがさくらんぼ狩りです。全国のさくらんぼ生産量のうち、じつに7割ほどが山形産。

初夏に実るルビーのようなさくらんぼ、一口ほおばるとほんのり酸っぱくて甘い味が広がります。お子さんはもちろんのこと、大人でもさくらんぼの魅力にはなかなか勝てません!

さまざまな品種があるさくらんぼですが、一番人気はやっぱり「佐藤錦」。大正時代に佐藤栄助氏が試行錯誤を経て掛け合わせて生まれた逸品で、れっきとした“山形生まれ”のさくらんぼです。宝石のようなツヤのある見た目、甘さ、さらに日持ちのよさや育てやすさも兼ね備えた「エリート」といえるでしょう。

また、紅秀峰や高砂、紅てまり、ナポレオン、シャボレーなどの品種を備えた果樹園も多数あり、食べ比べが楽しめるのも醍醐味のひとつ。天候や立地、品種などによって生育状況や時期が変化しますので、お出かけの際はホームページで確認してからお出かけください。

山形市をはじめ、上山市や天童市、村山市、米沢市など、県内の至るところにさくらんぼ園が点在していますので、「さくらんぼ狩りの他に何がしたいか」を決めてから、近くの果樹園を探してみるのがよいと思います。

村山市なら、最上川下り。かつて「三難所」といわれた碁点、三ケ瀬、隼の三地点を通る舟下りはスリリングかつ素晴らしい景色が出迎えてくれます。船頭さんの説明や舟歌も楽しめますよ。

そして米沢市なら、市内の小野川温泉に足を運びたいところ。温泉はもちろんのこと、天然ホタルが飛び交う名所としても知られていますので、6月から7月にかけてはイチオシです。ヘイケボタルやヒメボタル、ゲンジボタルが飛び交う幻想的な夜をお楽しみください。
■さくらんぼ狩りに行こう(やまがたへの旅)
 ホームページ:http://www.yamagatakanko.com/cherry/
■最上川三難所舟下り(やまがたへの旅)
 ホームページ:http://www.yamagatakanko.com/yodf/05/12/5487.html
■小野川源泉協同組合
 ホームページ:http://www.chuokai-yamagata.or.jp/onogawa/
 
 
今後の特集の参考にさせていただきます。
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