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特集記事【2011年8/20日号】

栃木が誇るリゾート地といえば那須高原。豊かな自然はもちろんのこと、温泉や牧場、美術館、遊園地、動物園、ショッピング施設、ゴルフ場など、いわゆるレジャーに関するモノはすべて整っているといっても過言ではありません。ハイキングコースも、健脚な方向けの本格的なものから、小さなお子さん連れでも楽しめるお手軽なものまで、多彩に揃っています。例によって、お手軽なコースをいくつか紹介してみましょう。

まずは、標高1915m、関東唯一の活火山として知られる茶臼岳の登頂。お手軽という割にずいぶん高くない?しかも活火山て!と思われるかもしれませんが大丈夫。那須温泉郷の奥座敷といわれる大丸温泉、その近くには那須ロープウェイの山麓駅があります(駅には駐車場もあります)。山麓駅の位置で茶臼岳の7合目、ロープウェイの山頂駅はおよそ9合目。

ロープウェイに乗って朝日岳などの雄大なパノラマを楽しめば、歩くのは1合目分というわけです。山頂駅を降りて40分ほど歩けば、茶臼岳の山頂にたどり着きます。ファミリー登山には最適です。

しかも、山頂駅から途中までは歩道が整備されている周到ぶり。小さなお子さんや高齢の方もハイキング登山を楽しんでいます。標高が高いため、山頂からの景色はまさに絶景。朝日岳に三本槍岳、南月山など、周辺の名峰が大パノラマをなして広がっています。さらに活火山ゆえ、モクモクと上がる噴煙も迫力がありますよ。天候によっては、眼下に雲の海が広がり、なんとも幻想的!ちなみに10月上旬から中旬にかけてが例年紅葉のピークになります。火のように赤々とした山肌が広がる様子もまた、絶景の一言です。

そのまま山頂駅に引き返してもよいのですが、まだ少し体力がある場合は、茶臼岳をぐるりと回って山頂駅に戻るコースがオススメです。山頂から峰の茶屋、無間地獄、牛ヶ首を巡るコースは、やはり紅葉の季節が最高ですよ!
茶臼岳登頂と同じく、大丸温泉を拠点にしたコースをもうひとつご紹介しましょう。今度は登山ではなく、平坦なハイキングコースです。コースの名は那須自然研究路。大丸温泉から北温泉を経て、八幡温泉まで続くコースです。案内板も随所にあり、アップダウンも少ないので、那須随一のお手軽コースといえるでしょう。時間にして1時間強といったところ。大丸温泉からだと終始下りが多くなるので、もうちょっと早く歩くことができます。終始、山の中というわけではなく、パッと開けて雄大なパノラマが随所に楽しめるところも多いため、飽きずに景色を満喫しながらハイキングできます。途中にある名勝は「矢隠し岩」。弓の達人、那須与一が子どもの頃、この付近で遠くの的を射る稽古を行い、練習が終わるとこの岩の舌に矢を隠していたとの言い伝えが残っています。

次に紹介するのは、殺生石と那須展望台を巡るコース。こちらはぐるりと一周するコースになっていますので、クルマで来られる方も元の駐車場に戻ってくることができる理想的なコースです。

このコースの見どころは、那須の名所のひとつに数えられる殺生石。ガスが立ち込める「賽の河原」にある岩の塊です。その昔、美女に化けた狐を退治したところ、その怨念が石になって毒気を吐き続けたという伝説から、このような名がついたとか。事実、現在でも殺生石の周辺は有毒ガスが噴出するとあって、立ち入りが禁止されています。ただし、れっきとした観光名所ですので、過度におびえる必要はありませんよ。

賽の河原を後にして緩やかな道を辿っていくと、那須温泉神社があります。ここの那須与一ゆかりの神社。かの松尾芭蕉も、殺生石を見物する際に立ち寄ったといわれています。そしてしばらく歩くと那須展望台。標高1000mの展望台からは、茶臼岳をはじめとした那須の山々、眼下には山あいに細く延びている那須湯本の温泉街が広がっています。同コースは1周およそ2.7km。時間にすると1時間半ほどのコースです。

他にも様々なハイキングコースを擁する那須高原。もちろん、あちこちに温泉が点在していますので、ハイキング後にはぜひとも入浴したいところです!
■那須高原ガイド(那須観光協会)
 ホームページ:http://www.nasukogen.org/
 
池袋から西武池袋線でおよそ1時間。風光明媚な高麗(こま)の地は、お手軽ハイキングの名スポットとして知られています。特に多くの人が訪れるのは秋。過ごしやすい気候のうえ、この地ならではの風景が広がるためです。

その風景とは、彼岸花が群生する巾着田。高麗川が蛇行して、急カーブをカタチ作っている部分がちょうどキンチャクのような形をしていることから、その名が付きました。面積にすると、およそ22ヘクタール。このうち、約5.5ヘクタールが彼岸花の群生地になっていて、日本一のスケールを誇ります。

写真を見れば一目瞭然ですが、真っ赤な絨毯を敷き詰めたような風景!また、巾着田の高麗川にかかる歩行者専用の橋「あいあい橋」は、橋の長さ91.2m。木造トラス構造の橋としてはこちらも日本一の長さです。周囲の風景と見事にマッチしていて、橋から眺める清流と緑、彼岸花のコントラストが絶妙です。巾着田のほぼ中央には、茅葺屋根の水車小屋。中に入ることはできませんが、巾着田の水路を利用して、今でも稼働させることが可能なんだとか。こちらも田園風景の演出に一役買っています。

彼岸花のシーズンは、9月中旬から下旬にかけて。9月に入っても残暑が続くようなら見頃は遅くなり、逆に8月下旬頃から台風や雨などで気温が下がれば見頃は少し早まります。巾着田のホームページに開花情報が掲載されていますので、お出かけの際はチェックしてみてくださいね。また、彼岸花ばかりクローズアップされがちな巾着田ですが、10月上旬には野いちめんにコスモスが咲き誇ります。

巾着田は川に沿っていますので、当然ながら川遊びすることも可能。川遊びグッズを持参しても楽しいと思いますよ。ちなみにクルマで来られる方は、巾着田の有料駐車場を利用しましょう。
高麗駅から巾着田まではおよそ徒歩15分。駅からダイレクトに巾着田に行き、そのまま帰ってくるのはちょっと物足りない、という方もいらっしゃるかもしれません。もっとハイキングを楽しみたいという方は、彼岸花で真っ赤に染まる巾着田を、山の上から見下ろしてみてはいかがでしょう。

巾着田の北側には日高市のシンボル、日和田山(ひわださん)があります。日和田山は標高305.1mで、山頂まで約2km。そのお手軽さと、首都圏からのアクセスの良さを考えると、お手軽ハイキング登山にはもってこいの山。小学生の遠足でもよく利用されています。

高麗駅から登山口までは、約20分。そこからゆっくり歩いて山頂まで50分といったところです。途中に分岐があり、ひとつは「男坂」、もうひとつのコースは「女坂」と呼ばれています。その名のごとく、男坂のほうが勾配はキツめで岩がゴツゴツしています。双方ともやがて合流しますので、体力に合わせてコースを選びましょう。

途中には金比羅(ことひら)神社があります。社そのものは質素なものですが、ここからの景色はなんとも贅沢。鳥居越しに巾着田と野山がパノラマで広がり、気分爽快!キンチャクのカタチをしていることが上からだとよくわかります。この神社から少し登るともう山頂です。山頂は宝篋印塔(ほうきょういんとう)が建っていますが、木々に囲まれていて視界はそれほど開けていませんので、記念写真を撮るなら先程の金比羅神社のほうがオススメですね。

さらにまだ余力がある方は、日和田山の山頂から山づたいに物見山方面に足を運んでみましょう。物見山は、日和田山よりもちょっと高い標高375.4m。秋は紅葉も素晴らしく、高麗随一のハイキングコースとして賑わいをみせます。奥武蔵自然歩道として整備されているため、お子さんからご年配の方まで楽しめますよ。

他にも周辺には聖天院や高麗神社などの寺社仏閣や、かやぶき入母屋造りで国指定重要文化財にも指定されている高麗住宅、高麗石器時代住居跡などのスポットが点在しています。巾着田の風景とともに、高麗ハイキングをぜひお楽しみください!
■巾着田
 ホームページ:http://www.kinchakuda.com/
■ひだかの旅(日高市観光協会)
 ホームページ:http://www.hidakashikankou.gr.jp/
 
三浦半島の先端から橋でつながっている城ヶ島は、神奈川県最大の自然島。およそ3時間で島を一周することができます。海が大パノラマで広がる展望台や、日本で5番目にできたといわれる城ヶ島灯台、大正時代の詩人、北原白秋の記念館など見どころも豊富。秋に入り、人が少なくなった海岸線をのんびり歩いたり、磯で生き物をみつけて遊んだりするにも最適です。鎌倉時代にも観光地として注目されていた城ヶ島。船に乗らずにいけるお手軽な島ハイキングを楽しんでみませんか?
■城ヶ島散策(三浦市観光案内)
 ホームページ:http://www.miura-info.ne.jp/recommend/stroll/02.html
多摩川上流で屈指の渓谷美を誇っているのが、鳩ノ巣渓谷。JR青梅線の鳩ノ巣駅のすぐそばには、2つの筋の水が流れ落ちる「双竜の滝」があり、残暑で汗ばんだ体をクールダウンしてくれます。そこから上流へ少し進めば鳩ノ巣渓谷。多摩川30景のひとつで、巨岩や奇岩があちらこちらに点在し、ダイナミックな風景を創り出しています。さらに上流へ進むと、多摩川をせき止めて作られたダム湖、白丸湖。白丸駅までもう少しです。余力がある方は、多少起伏が激しくなりますが、そのまま奥多摩駅を目指すのもひとつの手。体力に合わせてどの区間を歩くか判断しましょう。
■鳩ノ巣渓谷(奥多摩町)
 ホームページ:http://www.town.okutama.tokyo.jp/kankou/hikawa/hikawa-kawai01.html
お手軽登山ができるスポットして有名な筑波山は、男体山頂と女体山頂、2つの頂を持つ山。体力に合わせた複数の登山コースがあり、随所に奇岩や絶景が広がります。山麓の筑波山神社のすぐ近くから山頂付近までケーブルカーが出ていたり、女体山の山頂からロープウェイで下ることも可能。これらを駆使すれば、勾配のきつめなところをショートカットして“いいとこどり”のハイキングが楽しめます。体力に合わせて様々なアレンジが効くところが、筑波山の人気の理由のひとつです。お天気が良い日には、山頂から東京スカイツリーや都心のビル群がみえることも。また、女体山の山頂には縁結びスポットして人気の「天の浮島」もあります。
■筑波山(つくば観光コンベンション協会)
 ホームページ:http://www.ttca.jp/?page_id=168
赤城山は、黒檜山(くろびさん)をはじめとした複数の山の総称。この地でのお手軽ハイキングは“山登り”ではなく“沼巡り”です。1周1時間の「大沼」、40分の「小沼」、30分の「覚満淵」など、いずれも平坦な道を歩きながら自然の美にどっぷりと触れることが可能。特に「覚満淵」は“小尾瀬”とも呼ばれている美しい高層湿原。標高約1360mの高さにありますが、駐車場もあり、バスで赴くこともできます。整備された木道の上をのんびり歩けば、日常の忙しさを忘れられること請け合いです。もっともオススメなのは、やはり紅葉の季節。道端に咲く可憐な高山植物にも注目してみてください。
■赤城山(前橋市)
 ホームページ:http://www.city.maebashi.gunma.jp/kbn/21900024/21900024.html
 
今後の特集の参考にさせていただきます。
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