ビール工場見学の目玉のひとつといえるのが、びん詰・缶詰工程。目にもとまらぬスピードで、缶やびんに詰められてく様子は必見です。ちなみに日時によっては製造ラインが停止している場合があります。その際は、モニターで迫力の映像が見られる仕組みです。
その後、「エコ・フォレスト」コーナーや風力発電に使われている大きな風車の実物大模型、歴代のアサヒビールのラベルデザインなどが並ぶ歴史展示を経て、いよいよクライマックスへ向かいます。そう、ビールの試飲です。一緒に見学している皆さんからも、どこかワクワク・ソワソワした感じが伝わってきます(笑)。
ビールはもともと、お肉や野菜などと同じ生鮮食品の仲間といえます。つまり、日にちが経てば酸化して、本来の味がだんだんと損なわれていくということ。
裏を返せば、“できたて”であればあるほど美味しいというわけです。ビール工場で飲むビールは、“できたて”に限りなく近いことになりますね。
広々とした試飲会場に案内され、いざ試飲。いやはや、キレとコクが素晴らしい!泡のキメの細かさも抜群です。ビールができたてであることに加え、グラスの温度やビールの注ぎ方にも気を配られていることがわかります。もちろん、見学も試飲も無料。ビール工場見学の醍醐味ここにあり!といった感覚になれますよ♪お子さんや車で来場した方、お酒の飲めない方には、ソフトドリンクが用意されています。
「試飲だけでは物足りない!もっと飲みたくなった」という方は、敷地内にある「アサヒビール園 足柄店」に立ち寄ってみましょう。
広々とした内装に、自然が十分満喫できるテラス席もあります。メニューには、地元足柄牛を使用した焼肉や、神奈川県産国産豚と上質な鶏がらスープを使用した「上湯しゃぶしゃぶ」、ジンギスカンなど、出来立てビールに合う料理がズラリ。存分に舌鼓を打ってくださいね。
ほろ酔い気分になったら、屋外に出てちょっとお散歩。南足柄商工会が管理運営する物産館「あしがらの里」もあります。
ビールができるまでを見学するのみならず、自然散策や飲食も楽しめるアサヒビール神奈川工場。ぜひ一度、訪れてみてはいかが?