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特集記事【2011年10/20日号】

長野県は高山村に位置する松川渓谷は、全国でも屈指といえる紅葉の名所。川の両脇からせせり出たカエデやブナ、ナナカマドなどの木々や山々が燃え盛るように染まります。例年、標高2000mを超える笠岳から1ヵ月ほどかけて、紅葉がふもとまで下りてくるのですが、その間に広がっているのが高山温泉郷。七味温泉、五色温泉、山田温泉などの温泉地があり、紅葉は今がまさにピークといったところです。

なにしろ紅葉の名所ですので、今から宿の手配をするのは現実的にちょっと厳しい可能性もあります。ただし、七味温泉の「七味温泉ホテル渓山亭」「紅葉館」など、入浴のみ可能な旅館もありますので、紅葉見物がてらお出かけしてみてはいかがでしょう。露天風呂によっては燃え盛る紅葉が目の前に広がるところもあり、秋の風情は満点です。

群馬県の温泉地として、草津温泉と人気を二分する伊香保温泉もオススメ。温泉街のメインストリートである石段街には旅館やお土産屋、射的のお店などが立ち並び、古き良き温泉街の風情を今に残しています。

伊香保の紅葉シーズンは、例年10月下旬から11月中旬頃まで。創業400年の歴史を持つ老舗旅館「福一」や、「和心の宿 オーモリ」の屋上にある絶景露天風呂「浪漫」など、湯船に浸かりながら紅葉が楽しめる宿も多数あります。周辺散策でぜひとも訪れるべきなのは、伊香保神社の奥に位置する河鹿橋。アーチのかかった太鼓橋の欄干は朱塗りが施され、その色彩と紅葉のコントラストがなんとも鮮やか。シーズン中の夜はライトアップも行われ、訪れる人々を幽玄の境地にいざなってくれます。

都心からアクセスしやすい湯河原温泉も、秋は錦秋に染まります。例年11月下旬〜12月上旬が見頃です。こちらも紅葉スポットは複数ありますよ。まず最初に色づくのは大観山。こちらは黄色い紅葉が目立ち、夕暮れ時をはじめ金色の絶景が広がります。奥湯河原の池峯「もみじの郷」もオススメ。11月19日(土)〜12月4日(日)にかけては茶室が開催され、落ち着いた茶席でじんわりと心に行き渡る一服を堪能できます。

そして、日本の歴史公園100選にも選ばれている万葉公園。温泉街の中心、千歳川の渓流沿いにあります。遊歩道をそぞろ歩くもよし、公園内にある足湯施設「独歩の湯」でのんびりしながら紅葉を眺めるもよし。思い思いに楽しんでみてください。
■信州高山温泉観光協会
■伊香保温泉観光協会
 ホームページ:http://www.ikaho-kankou.com/
例年11月下旬から12月上旬が紅葉のピークになるのは、中伊豆を代表する温泉地、修善寺温泉です。紅葉の名所がいくつかありますので、ご紹介しましょう。

温泉郷の中心にある修善寺は、弘法大師が開基といわれる古刹。例年11月1日からの10日間は、本尊の大日如来坐象が一般公開されます。紅葉の美しさも折り紙つきです。「修善寺自然公園もみじ林」は、伊豆半島最大のモミジ群生林。温暖な気候のため、全国的に遅めの紅葉が楽しめます。林の中には、岐阜県の旧徳山村から移築された築150年以上の萱葺き屋根の古民家が建ち並んでいて、紅葉とのコントラストは絶妙。まさに"里の秋"といった風情です。例年シーズンになると、茶店や地場産品の直売も行われます。

また、温泉郷を流れる桂川沿いには約270mの遊歩道があり、桂橋から滝下橋まで、紅葉を眺めつつの散策ができます。

さて、最も都心から近く、お手軽に紅葉と温泉が楽しめる地といえば、東京都調布市にある深大寺かもしれません。深大寺は、関東地方において浅草寺に次ぐ開創の古刹。賑々しい門前町、風格漂う元三大師堂や本堂、国重要文化財に指定されている釈迦堂と白鳳仏など、境内の見どころが実に豊富です。

その地域に珍しい樹種や巨木を指して呼ばれる"なんじゃもんじゃの木(深大寺はヒトツバタゴ)"もあります。名物の深大寺そばを食べるなら、門前に軒を連ねるお蕎麦屋さんはGO!肝心の紅葉も至るところでみられ、古刹を彩っています。例年11月中旬から12月中旬にかけてが見頃です。寺の裏手には神代植物園も、紅葉見物ならぜひ立ち寄るべきスポット。カエデやイチョウが燃えるように染まり、ピーク時には圧巻の風景が広がります。

紅葉見物を楽しんだ後は、温泉。「深大寺温泉ゆかり」は、1999年に源泉が湧出した、武蔵野の地では初の温泉。内風呂をはじめ、滝見風呂や香り風呂、高見檜風呂や五右衛門風呂など、男湯と女湯あわせて全14種のバラエティに富んだお風呂でゆったりとくつろげます。

忙しくてなかなか遠出できない方は、ぜひ調布で深まる秋を満喫してみてくださいね。
■ようこそ!修善寺へ
 ホームページ:http://www.shuzenji.jp/
■伊豆市観光協会 修善寺支部
 ホームページ:http://www.shuzenji-kankou.com/
■深大寺
 ホームページ:http://www.jindaiji.or.jp/
■深大寺温泉ゆかり
 
燃えるような山の紅葉をダイナミックに体感したいのなら、やはりオススメはロープウェイ。紅葉を眼下に見下ろす体験は、ロープウェイならではの醍醐味ですよね。また、切り立った渓谷に架かる吊り橋も、紅葉との相性は抜群です!さっそくおすすめの紅葉ロープウェイからご紹介しましょう。

まずは塩原・鬼怒川温泉郷のハンターマウンテン紅葉ロープウェイ。標高1600mの山頂まで6人乗りロープウェイで約10分、紅葉の大パノラマが満喫できます。同ロープウェイは10月1日に運行が始まり、11月13日(日)まで。期間の前半は落葉樹、後半は針葉樹の紅葉が見どころとなります。

ハンターマウンテンの良いところは、山頂にきちんと整備された美しい遊歩道があること。山頂をぐるりと一周する「しっかりコース」は、所要時間約50分。樹齢300年以上の巨大な樹木や、関東平野を一望できる展望台、明神岳神社に日光連山展望台、もちろん道中には美しい紅葉がみられます。ちなみに、山頂駅から日光連山の展望台まで行って折り返す「お気軽コース」は約15〜20分です。同ロープウェイはワンちゃんも乗車できるので、山頂でお散歩するのもいいですね。家族みんなでプチウォーキングを楽しんでください。

同じく栃木県のマウントジーンズ那須高原ゴンドラから眺める紅葉も圧巻の一言。こちらもハンターマウンテンと同様、11月13日(日)までの運行です。山頂からは日本百名山のひとつ、那須連山のパノラマが広がり、錦秋の秋を存分に感じさせてくれますよ。また、山頂にはワンちゃんのドッグランも完備してあります。ちょっと他ではみられない特徴としては、ゴンドラ山麓駅付近に一面に咲き誇る秋ひまわり。黄色いじゅうたんが広がってます。同ゴンドラからの紅葉の見ごろは、まさに今!ぜひ今週末にでも、訪れてみてはいかがでしょう。

上記2つに比べて、紅葉の見頃が例年10月下旬〜11月中旬と比較的遅めなのが、この特集でも度々紹介している箱根ロープウェイ。山々が赤や橙、黄色に染まり、はるかにそびえるは富士山。早雲山駅〜大涌谷駅間の紅葉が特に見事です。

眼下に広がる芦ノ湖畔にも、灯りがともるように紅葉が点在していて美しい風景を創り出しています。18名乗りのゴンドラが各駅を約1分間隔で次々と出発するテンポのよさもありがたいところです。
■ハンターマウンテン紅葉ロープウェイ
■マウントジーンズ那須高原ゴンドラ
 ホームページ:http://www.mtjeans.com/
■箱根ロープウェイ
 ホームページ:http://www.hakoneropeway.co.jp/
ちょっとしたスリルも手伝って、ダイナミックな自然を体感できる吊り橋。紅葉の頃になると、そこに落ち着いた風情が加わり、大勢の観光客が訪れます。吊り橋があるところは、得てして山中の渓谷。遊歩道が整備されているところも多々あり、紅葉トレッキングには最適です。

まずご紹介したいのが、茨城県高萩市に位置する花貫渓谷。名馬里ケ淵(なめりがふち)から小滝沢キャンプ場に至るまでの間が花貫渓谷とされ、多彩な淵と滝が連続しています。

その間、花貫川に架かっているのが汐見滝吊り橋。約60mの長さで、まさに紅葉のトンネルを進む感覚を味わえる吊り橋です。高所恐怖症の方は厳しいかもしれませんが、橋の上から川面に目をやると、滝やひっそりとした小さな淵があり、起伏に富んでいてとても風光明媚です。吊り橋に覆いかぶさるようにして迫り出している紅葉と併せてお楽しみください。紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬にかけてです。

花貫渓谷の汐見滝吊り橋が小ぢんまりとした侘び寂びを醸し出しているのに対し、茨城県常陸太田市にある竜神大吊橋は、なんともダイナミック。奥久慈県立自然公園に位置しているダム湖の上に架けられたこの吊り橋の高さは100m、長さは375m。歩行者専用の橋としては、本州一の長さを誇ります。

吊り橋から眺める紅葉は、まさに絶景!11月中旬から下旬にかけてが紅葉のピークとなります。吊り橋の上からはもちろん、断崖絶壁に囲まれた竜神峡を散策しながらの紅葉狩りも格別。竜神峡は、西日本屈指の紅葉渓谷にちなみ"関東の耶馬溪"と呼ばれています。ダムから湖畔の遊歩道を約1時間ほど歩いたところには、古い滝壺が変化して生じた亀ケ淵があり、深山の神秘的な風景を創り出しています。

10月29日(土)から11月27日(日)の期間中は、「第23回竜神峡紅葉まつり」が開催されます。新そばフェアやスタンプラリー、フォトコンテスト入賞作品展、物産市などが催されます。なかでもオススメしたいのは、11月5日(土)に開催される「和太鼓の橋渡し」。竜神大吊橋の上で数十台の和太鼓を演奏します。水の神様である竜神が起きそうな、山にとどろく和太鼓の勇壮な音色を、紅葉と共にお楽しみください。
■花貫渓谷(高萩市観光協会)
 ホームページ:http://www.takahagi-kanko.jp/
■竜神大吊橋
 ホームページ:http://ohtsuribashi.ryujinkyo.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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