その他の見どころもご紹介してみましょう。水族館1階のテーマは「大海の旅」。メイン水槽「サンシャインラグーン」は、旧水族館の約2倍の水量を誇り、温暖で比較的浅い海中「ラグーン」が再現されています。
蒼い海の世界を行き交う多種多彩な魚の群れ。ただでさえ美しい風景が視界に広がりますが、大型水槽としては珍しく、白い砂が水底に敷き詰められているところもポイント。美しさが際立つとともに、砂の中で生活する生きものの様子や、大型のエイが砂の中のエサを探し食べる様子が楽しめます。
日本初の展示「クラゲトンネル」も要チェック。光を受けてユラユラと浮遊するクラゲたちが、幽玄の空間を創り上げています。
天井の高さがおよそ2mと低いところも、臨場感が増すポイントのひとつです。もともとクラゲは泳ぐ力が乏しいため、水槽内に水の流れを作って浮遊させる必要がありました。
そのため、飼育・展示する水槽の種類が円形などに限られていたそうですが、水槽内の構造を工夫することで、水流が妨げられやすいトンネルでも飼育できるようになったそうです。
愛らしい表情をみせるラッコにも注目したいところ。くいしんぼうラッコの食事風景を楽しく解説する「ラッコ・フィーディングタイム」は必見です。ちなみにペンギンやペリカンのフィーディングタイムもありますよ。他にも、世界で最も深い湖であるロシアのバイカル湖にだけ生息するバイカルアザラシが、息継ぎのために水面に顔を出す様子も愛嬌たっぷり。目がクリクリしていてかわいいですよ。ゆったりと泳ぐマンボウや、巨大なピラルクも見逃せません。
なお、2月23日(祝・金)〜25日(日)の3日間限定のイベント&サービスもありますよ。この3日間に限り、営業時間が通常より3時間延長されます。照明演出が施された夜の水族館は、なんともロマンチック。大切な人とクリスマスムード溢れる幻想的な雰囲気を楽しんでください。屋外エリア「マリンガーデン」では、光と音と雪を使ってクリスマスの夜を演出する「Aqua Symphony of Lights」も実施されます(18:00〜20:40 /毎時00分、20分、40分の計9回)。
また、水族館1階のクラゲ展示エリア「ふわりうむ」前に、期間限定のバーが出現。カクテルを飲みながら、ゆっくりとくつろぐことができます。グランドオープンを経てパワーアップした同水族館で、大人のひとときをぜひ満喫してくださいね♪