皆さんはご存じでしょうか?日本を代表する国民食、『唐揚げ』を探求する協会、その名も『日本唐揚協会』がある事を。
唐揚げのことは何でも知っている唐揚げ界の権威『日本唐揚協会』を簡単にご説明しますと…
「ニッポンの唐揚げは世界を変える」「明日の唐揚げを創造する」という標語を掲げ唐揚げを通じて世界平和を目指すという壮大な計画をしている一般社団法人です。
人に唐揚げを伝え語れる唐揚愛を持つ「カラアゲニスト」の育成を進め、唐揚げの基礎知識を持ってほしいということで唐揚げの検定試験「唐揚検定」を行っており、現在試験に合格した認定カラアゲニストはなんと1万2千人!その唐揚愛の輪はドンドン大きくなっています。
ちなみに先月行われました日本唐揚協会主催の『第3回
からあげグランプリ』表彰式では今年の日本一美味しい唐揚げが各部門選出され、すべてのキー局をはじめ、ラジオ、新聞、雑誌などいたるところで発表されました。また、見かけると言えばコンビニエンスストア『ローソン』の『からあげクン』も日本唐揚協会プロデュース。名実共に唐揚げに関しては日本一=世界一の団体です。
そんな日本唐揚協会へ昨今の唐揚げ市況について聞いたところ、'09年に数店舗程度だった唐揚げ専門の店舗が、'10年には10店舗、'11年には50店舗、'12年現在で確認できている唐揚げ専門店は都内だけでも80店舗とすごい勢いで増えているそうです。専門店の美味しい唐揚げは、着実に都内に住む人々へも受け入れられているようです。
その唐揚げの中でも特に注目を浴びているのが「唐揚げの聖地」と呼ばれる大分県中津市や、「唐揚げ専門店発祥の地」大分県宇佐市といった大分県北部の地域。
コチラの地域では、唐揚げをウチで作るという文化がありません。
町中いたるところに唐揚げ専門店があり、コンビニより唐揚げ専門店の方が多いという地域です。
元々唐揚げ専門店という概念が東京にはありませんでしたが、こちらの大分県北部地域より唐揚げ専門店が出店してきたことで、今の勢いとなっています。
毎年行われている唐揚げグランプリでも上位を席巻している大分勢の味、都内にも専門店が続々登場しています。皆さんも『聖地』といわれる味を頬張ってみませんか?