東京から埼玉、群馬を通って新潟までを結ぶ関越道。夏は高原へ、冬はスキーへお出かけする人が多く利用する高速道路です。
関越道の入口、練馬方面から向かうと、最初の休憩スポットとして現れるのが、三芳PA。パーキングエリアでありながら、サービスエリアと同じくらいの充実度を誇ります。特に充実しているのが上り線。2010年12月に全面オープンし、新たに「Pasar(パサール)三芳」となって賑わいをみせています。さっそく、気になるグルメをご紹介しましょう。
まずは手作りパンの店「ポンパドウル」。横浜元町で生まれ、いまや全国各地にショップを持つ同店ですが、Pasar三芳のポンパドウルには、ここでしか味わえない限定品があり、話題を呼んでいます。
酒種で仕込んだ香り高い生地が特長の、三芳酒種(さかだね)あんぱんです。
なかでも、あんこと共にバターが入っている「あんバター」は、つぶあんの程よい甘味とバターのマイルドな味わいが絶妙!週末に行列ができるのも頷けます!
次なるオススメは、創業1783年の和菓子店「亀屋」。歴史情緒が色濃く残り、"小江戸"とも呼ばれる川越の地の老舗店です。その名物メニューのひとつが"どらやき"ならぬ"亀どら"。
ご覧のとおり、カワイイ亀のカタチをしています。砂糖を極力抑え、オリゴ糖や粉末水あめなどを使うことで、天然の甘みに仕上がっていて美味しい!つぶあん、こしあん、ごまあん等に加え、季節に応じた餡もそのつど登場します。
季節ものでいえば、秋の味覚、栗を使った「小江戸もんぶらん」もオススメ。ふんわりした食感を楽しんでいると、中にはごろりと栗の実が!小麦粉を一切使わずに栗だけで仕上げた、純粋なモンブランです。
そして、手作りウインナー&ホットドッグの「vonHeim-Kitchen(フォンハイムキッチン)」。ホットドッグというと、サービスエリアでは昔からお馴染みの軽食ですが、同店のメニューは本場ドイツ仕込み。ワンランク上のグレードを誇ります。店内の工房で手作りしたばかりの生のウインナーを、お客の注文を受けてから調理するスタイル。
人気メニューの「カイザードッグ」は、ゴロリと太いブラートヴルストを、カイザーロールというドイツのパンで挟んだもの。ブラートヴルストは、プレーンタイプやチョリソータイプなど、4種類の中から選ぶことができます。思いっきりはみ出たソーセージに、食欲が掻き立てられること間違いなし、ですね!